“和琴”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
わごん88.9%
あずま3.7%
わこつと3.7%
わこと3.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
らしていた居間の道具類、始終いていた琵琶びわ和琴わごんなどの、今はいとの張られていないものなども御覧になるのが苦しかった。
源氏物語:36 柏木 (新字新仮名) / 紫式部(著)
「さあ座敷がかりの童女たち、和琴あずまを持っておいでよ」
源氏物語:55 手習 (新字新仮名) / 紫式部(著)
同地の小学校長の話によると、屈斜路湖の和琴わこつと半島にしばしば生徒を連れて行くが、湖岸にいつでも魚のおよいでいるのが見える場所がある。
地震なまず (新字新仮名) / 武者金吉(著)
私達は、此小部落を通つて和琴わこと半島へ這入つて行つた。渚には茹で玉子やせんべいを商ふ茶店が一軒あつた。