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馴
ふりがな文庫
“馴”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
な
95.4%
なれ
2.8%
なら
0.7%
じゅん
0.2%
なじ
0.2%
なつ
0.2%
なれし
0.2%
ナ
0.2%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
な
(逆引き)
これは、はじめのうちたれも手つだってくれるものはなし、ずいぶんつらいしごとでした。でも、
馴
(
な
)
れるとなんでもなくなりました。
ラ・ベルとラ・ベート(美し姫と怪獣)
(新字新仮名)
/
ガブリエル=シュザンヌ・バルボ・ド・ヴィルヌーヴ
(著)
馴(な)の例文をもっと
(50作品+)
見る
なれ
(逆引き)
さうしてただ夢の樣に何ものかを探し囘つてもう
馴
(
なれ
)
つこになつて珍らしくもない自分たちの瀉くさい海の方へ歸らうとも思はなんだ。
思ひ出:抒情小曲集
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
馴(なれ)の例文をもっと
(13作品)
見る
なら
(逆引き)
然
(
しか
)
るに
予
(
かね
)
てより
斥候
(
せきこう
)
の用に
充
(
あ
)
てむため
馴
(
なら
)
し
置
(
お
)
きたる犬の
此時
(
このとき
)
折
(
をり
)
よく
来
(
きた
)
りければ、
彼
(
かれ
)
を真先に立たしめて予は
大胆
(
だいたん
)
にも藪に
入
(
い
)
れり。
妖怪年代記
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
馴(なら)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
じゅん
(逆引き)
意識を明確に
馴
(
じゅん
)
練することによって、良心を鋭くすることによって、意識の閾の内に繰り入れることが出来、そしてこの鋭くされた良心の力を借りて屈伏せしめられ得るであろう、と。
イデオロギーの論理学
(新字新仮名)
/
戸坂潤
(著)
馴(じゅん)の例文をもっと
(1作品)
見る
なじ
(逆引き)
小供の
馴
(
なじ
)
むは早いもので、間もなく菓子
一
(
ひとつ
)
を二ツに割ッて喰べる程
睦
(
むつ
)
み合ッたも今は一昔。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
馴(なじ)の例文をもっと
(1作品)
見る
なつ
(逆引き)
見れば、猿のような顔をした不思議な少年が、妙に
馴
(
なつ
)
ッこい眼をして近づいているのである。野武士の天蔵は、ややしばし穴のあくほど見つめていたが
新書太閤記:01 第一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
馴(なつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
なれし
(逆引き)
三ツ許り
拵
(
こしら
)
へ呉よと頼み置き
床房
(
ふしど
)
へ入て
休
(
やすみ
)
ける其夜
丑滿
(
うしみつ
)
の頃に
起出
(
おきいで
)
て彼の握り飯を
懷中
(
くわいちう
)
なし兼て
奪取
(
うばひとり
)
し二品を
所持
(
しよぢ
)
し最早夜明に
程近
(
ほどちか
)
し
緩々
(
ゆる/\
)
と行べしと下男善助に暇乞し感應院をぞ
立出
(
たちいで
)
たり
馴
(
なれし
)
路
(
みち
)
とて
闇
(
やみ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
馴(なれし)の例文をもっと
(1作品)
見る
ナ
(逆引き)
ねこ、(中略)
人家
(
ジンカ
)
ニ
畜
(
カ
)
フ
小
(
チヒ
)
サキ
獣
(
ケモノ
)
。
人
(
ヒト
)
ノ
知
(
シ
)
ル
所
(
トコロ
)
ナリ。
温柔
(
ヲンジウ
)
ニシテ
馴
(
ナ
)
レ
易
(
ヤス
)
ク、
又
(
マタ
)
能
(
ヨ
)
ク
鼠
(
ネズミ
)
ヲ
捕
(
トラ
)
フレバ
畜
(
カ
)
フ。
然
(
シカ
)
レドモ
竊盗
(
セツタウ
)
ノ
性
(
セイ
)
アリ。
形
(
カタチ
)
虎
(
トラ
)
ニ
似
(
ニ
)
テ
二尺
(
ニシヤク
)
ニ
足
(
タ
)
ラズ。(
下略
(
げりやく
)
)
澄江堂雑記
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
馴(ナ)の例文をもっと
(1作品)
見る
馴
漢検準1級
部首:⾺
13画
“馴”を含む語句
馴染
手馴
幼馴染
顔馴染
馴致
馴鹿
磯馴松
馴合
馴々敷
見馴
馴々
昔馴染
不馴
水馴棹
居馴染
聞馴
馴染客
住馴
人馴
雅馴
...
“馴”のふりがなが多い著者
紫式部
泉鏡太郎
泉鏡花
谷崎潤一郎
吉川英治
長谷川時雨
夏目漱石
中里介山
正岡子規
徳田秋声