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不馴
ふりがな文庫
“不馴”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ふな
83.3%
ふなれ
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふな
(逆引き)
すると若い、いかにも事務に
不馴
(
ふな
)
れのような巡査は、全く当惑したように固くなって、わざわざ帳面など繰りひろげて見たりしてくれた。
一世お鯉
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
すくなくとも、
不馴
(
ふな
)
れな文字では血肉がこもらなくて、自分の文字のようには見えず、
空々
(
そらぞら
)
しくて、観念がそれについて伸びて行かないのであった。
文字と速力と文学
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
不馴(ふな)の例文をもっと
(10作品)
見る
ふなれ
(逆引き)
それは
改
(
あらた
)
まつて
不馴
(
ふなれ
)
な
義理
(
ぎり
)
を
述
(
の
)
べねばならぬといふ
懸念
(
けねん
)
が、
僅
(
わづか
)
ながら
彼等
(
かれら
)
の
心
(
こゝろ
)
を
支配
(
しはい
)
して
居
(
ゐ
)
るからである。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
有島氏は別れ際に何とか挨拶しなければならぬやうに思つたが、あいにく娘は英語が解らないので、氏はどうしても
不馴
(
ふなれ
)
な独逸語を使ふより外に仕方がなかつた。
茶話:05 大正八(一九一九)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
不馴(ふなれ)の例文をもっと
(2作品)
見る
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
馴
漢検準1級
部首:⾺
13画
“不”で始まる語句
不可
不思議
不憫
不図
不味
不審
不埒
不幸
不愍
不相変
“不馴”のふりがなが多い著者
長塚節
谷崎潤一郎
紫式部
薄田泣菫
小酒井不木
長谷川時雨
江戸川乱歩
夏目漱石
海野十三
中谷宇吉郎