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空々
ふりがな文庫
“空々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
そらぞら
47.1%
そら/″\
26.5%
くうくう
8.8%
くう/\
8.8%
からから
5.9%
うか/\
2.9%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そらぞら
(逆引き)
その悲しみとその悶えとを俺に見せまいと押し隠し
空々
(
そらぞら
)
しい
笑
(
え
)
みを顔に
湛
(
たた
)
えて俺の方へ手を延ばすその柵を見たいのだ。早く柵を連れて来い!
八ヶ嶽の魔神
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
空々(そらぞら)の例文をもっと
(16作品)
見る
そら/″\
(逆引き)
彼はその料理屋へ尋ねて行き、
未
(
いま
)
だに
白粉
(
おしろい
)
の厚い彼女と一時間ばかり話をした。が、彼女の
空々
(
そら/″\
)
しいお世辞に
幻滅
(
げんめつ
)
を感ぜずにはゐられなかつた。
貝殻
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
空々(そら/″\)の例文をもっと
(9作品)
見る
くうくう
(逆引き)
二三日
(
にさんち
)
は事もなく過ぎたが、或る日の午後二時頃また迷亭先生は例のごとく
空々
(
くうくう
)
として偶然童子のごとく舞い込んで来た。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
空々(くうくう)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
くう/\
(逆引き)
さういふ樣に
空々
(
くう/\
)
になる經驗を背景として、まの當り、刹那の生氣を全身に感じて來ると、智、情、意の區別ある取り扱ひが行はれなくなつてしまつて、無區別な瞑想場裏に
泡鳴五部作:04 断橋
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
空々(くう/\)の例文をもっと
(3作品)
見る
からから
(逆引き)
従って、その収入は、三千石や四千石の禄米とは、比較にならないほど多かったが、四人兄弟の代になって、競争で、財産を減らしてしまった。いや、
空々
(
からから
)
に、乾かしてしまったのだ。
田崎草雲とその子
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
空々(からから)の例文をもっと
(2作品)
見る
うか/\
(逆引き)
見るに
就
(
つけ
)
ても
斯
(
かく
)
空々
(
うか/\
)
他人
(
ひと
)
の
厄介
(
やくかい
)
になりて居るは如何にも心苦しく然りとて是を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
空々(うか/\)の例文をもっと
(1作品)
見る
空
常用漢字
小1
部首:⽳
8画
々
3画
“空々”で始まる語句
空々寂々
空々漠々
空々敷
空々然
空々若々
“空々”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
本庄陸男
アーサー・コナン・ドイル
アントン・チェーホフ
岩野泡鳴
井上円了
作者不詳
内田魯庵
夏目漱石
丘浅次郎