“厄介”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やっかい80.0%
やくかい11.3%
やつかい4.6%
やっけえ2.1%
やつけえ0.5%
やくけえ0.5%
やっけい0.5%
やッけえ0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何様のご家来かわからないが、学術優等品行方正だけは安斉(あんざい)さんの注文にはまっている。しかしどこまでも厄介(やっかい)なのは堀口生だった。
苦心の学友 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
取ても卅二歳少々(ちと)婆々(ばゝ)過(すぎ)ますけれども其代り姑(しうと)も厄介(やくかい)も子供も無(なく)内(うち)は其女獨りにて若御内儀(おかみ)さんに成ならば其こそ/\貞女(ていぢよ)で御亭主(ごていしゆ)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「人に見られ度くない物を持つて居る女などは、斯うした隱れた物入れのある紙入を持つて居たのだらう。おや、こいつは、何んか、厄介(やつかい)なことらしいよ」
厄介(やっけえ)にはなりません、稼ぎがあります、何だっけ、えゝ歌ア唄って合力(ごうりょく)とかいう菓子を売って歩いても世話にならねえから、置いてやって下せえな
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
そんぢや大層(たえそ)厄介(やつけえ)掛(か)けて濟(す)まねえな、そんぢや俺(お)ら米(こめ)ばかし脊負(しよ)つてつて明日(あした)でも又(また)南瓜(たうなす)はとりに來(く)るとすべえよ、そんぢや此(こ)ら
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
萬一(まさか)の時(とき)が心配(しんぺえ)だからねえ、後(あと)の者(もの)の厄介(やくけえ)に成(な)りてえつちな皆(みんな)おんなじだんべぢやねえか、ねえこつちのおとつゝあんさうでがせう
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
何で私(わっち)が言いがゝりなんぞを致しましょう、本当の親だと明しておくんなさりゃアそれで宜(い)いんです、それを縁に金を貰おうの、お前(めえ)さんの家(うち)に厄介(やっけい)になろうのとは申しません
名人長二 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
いまだに分らねえから、お前(めえ)が何時までも己の厄介(やッけえ)に成ってるのは気の毒だ、一層(いっそ)死んだら親方に難儀を掛けめえ、苦労をさせめえと云って死のうとするんだから、己に義理を立てる積りだろうが