“姑”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゅうとめ36.1%
しばら27.4%
しゅうと10.9%
しうとめ8.8%
しば5.5%
しうと3.6%
しばらく2.2%
シバ1.1%
かあ0.7%
おば0.4%
おふくろ0.4%
はは0.4%
うば0.4%
おかあさん0.4%
おっかさん0.4%
しばし0.4%
しゆうと0.4%
0.4%
シバラ0.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
道で、彼はやはり帰りのに偶然追いついた。声をかける前に、少時行一は姑を客観しながら歩いた。家人を往来で眺める珍しい心で。
雪後 (新字新仮名) / 梶井基次郎(著)
関白が政宗に佩刀を預けて山へ上って小田原攻の手配りを見せたなどは今く。さて政宗は米沢三十万石に削られて帰国した。
蒲生氏郷 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
その間も茶の間の行燈のまわりでは、のお百と、嫁のお路とが、向い合って縫い物を続けている。太郎はもう寝かせたのであろう。
戯作三昧 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
意地の惡いが嫁を仕込むといふ口實でいぢめるのも、繼母が繼子を、けるといふことにしていぢめ拔くのも、皆んな同じことだよ
らく内縁を結ぶの約をなしたるなり、御意見如何があるべきやとねけるに、両親ともにあたかも妾の虚名に酔える時なりしかば
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)
取ても卅二歳少々婆々ますけれども其代り厄介も子供もは其女獨りにて若御内儀さんに成ならば其こそ/\貞女御亭主
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
神事はすべて児戯たること多し、しかれども凡慮を以て量識べからず。此堂押にせし事他国にもあるべし、してす。
殿に承らうにも、國遠し。まづし、郎女樣のお心による外はないもの、と思ひまする。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
ただおさまがお情けのふかいよくお気のつくかただったので、このかたおひとりを頼りに一つ一つ家政を覚えたのでした。
日本婦道記:梅咲きぬ (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
呉はの墓がそのあたりにあるような気がしたが、何も墓らしいものが見えないので、疑い怪しみながら帰って来た。
嬰寧 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
だつて、その時以来、はどうにもそれが気になつて気になつてなんねえでがしてな。それに日が暮れると死人が迷つて来るつてんでがすよ。
その晩、と二人っきりのささやかな夕餉をすませると清子は、納い忘れた手鏡を柱のところに立てて姑の髪を結ってやった。
茶粥の記 (新字新仮名) / 矢田津世子(著)
「その方は、今、山に逢ったな、そのために生命があぶない、どうした、を云え」
山姑の怪 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
「それがね、の気には入ってたけども、松平さんがきらってね」
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
北小路さんは自分がちっとも家政ができないにがたいへんやさしくするものだから同居に限るっていうし、大久保さんはまたがやかましやだから別居論の勇将だし、それはおかしいの。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
偖彦三郎は橋本町一丁目家主八右衞門としに早速れければ八右衞門の家に行き對面致せしに八右衞門は彦兵衞の彦三郎と言葉も出ざりしが漸々に
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「今日は意地の惡いのやうに口うるさいんだね。餘つ程執念深い借金取でも來たんですかえ」
さん、こんど雪岡が来たら、そういって所帯道具などは安い物だ。後腐りのないように何もかも売ってしまうようにいって下さい。あんな物がいつまでも残っていてしょっちゅう眼についているとかえっていろいろなことを
うつり香 (新字新仮名) / 近松秋江(著)
く絶対的といふ名称の下にるゝことゝした。
和歌批判の範疇 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)