トップ
>
姑獲鳥
ふりがな文庫
“姑獲鳥”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
うぶめ
80.0%
ウブメ
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うぶめ
(逆引き)
この時
芒
(
すすき
)
の原の小松の蔭から、また
嬰児
(
あかんぼ
)
の泣き声がしたが、やがて早瀬の
姑獲鳥
(
うぶめ
)
のような姿が、芒を分けて歩いて来るのが見えた。
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「ふん、難産の
呻吟声
(
うめきごえ
)
だ。はあ、
御新姐
(
ごしんぞ
)
が
唸
(
うな
)
らしっけえ、
姑獲鳥
(
うぶめ
)
になって鳴くだあよ。もの、奥の小座敷の方で聞えべいがね。」
草迷宮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
姑獲鳥(うぶめ)の例文をもっと
(4作品)
見る
ウブメ
(逆引き)
姑獲鳥
(
ウブメ
)
は、飛行する方面から鳥の様に考へられて来たのであらうが、此をさし物にした三河武士の解釈は、極めて近世風の幽霊に似たものであつた。
小栗外伝:(餓鬼阿弥蘇生譚の二)魂と姿との関係
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
姑獲鳥(ウブメ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“姑獲鳥”の解説
姑獲鳥(こかくちょう)は、中国の伝承上の鳥。西晋の博物誌『玄中記』、明代の本草書『本草綱目』などの古書に記述があり、日本でも江戸時代の百科事典『和漢三才図会』に記述されている。
(出典:Wikipedia)
姑
漢検準1級
部首:⼥
8画
獲
常用漢字
中学
部首:⽝
16画
鳥
常用漢字
小2
部首:⿃
11画
“姑獲”で始まる語句
姑獲
姑獲女
検索の候補
姑獲
姑獲女
姑護鳥
“姑獲鳥”のふりがなが多い著者
泉鏡花
国枝史郎
折口信夫