“芒”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すすき81.3%
すゝき8.0%
のぎ6.8%
のげ2.3%
ぼう0.6%
スヽキ0.6%
ノギ0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今年はの花がおそく、はしげっているのに、雁来紅は色あざやかだがばかに短く細くて、雁来紅本来のあの雄大な立派さがない。
窓の半分を明るくした、秋の夜の月明り、の中にしよんぼり女の立つて居るのが、影繪のやうにやかに障子に映つて居るのです。
穗首まで黄いろくなり、は金の針のやうに、今が丁度刈り時である。株は充分に張つて畝間は歩くのもやつとなほどだ。
生活の探求 (旧字旧仮名) / 島木健作(著)
稲麦のうて、毎年暮春の麦の赤らむ頃から、飛羽を着て天に昇り、夏の稲取入れが終って後に、戻って来るのを習いとしていた。
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
「おや、あれは何だろう」それはッと、ほの赤い光であった。二百メートルほど先の、東京ビルの横腹を一面に照らしている一大火光であった。はじめは火事だろうかと思った。
○○獣 (新字新仮名) / 海野十三(著)
ともかくも、同じく禾本科植物の穂あるものをと謂ふ事が出来るにしても、其は川村杳樹氏の所謂一本薄の例から説明すべきもので、祖母の言の如き、簡単なる語原説は認め難い。
稲むらの蔭にて (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
六月の麦のが出る頃、蚤の群が麦の穂に乗つて儀来河内からやつて来ると考へられてゐる。此は、琉球地方では蚤の害が甚しい為、其が出て来るのを恐れるからである。
琉球の宗教 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)