“光芒”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうぼう84.2%
くわうばう7.0%
ひかり7.0%
コウボウ1.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それでも二つ三つの光芒(こうぼう)が、暗黒の室内を慌(あわ)ただしく閃(ひらめ)いたが、青竜王に近づいたと思う間もなく、ピシンと叩き消されてしまった。
恐怖の口笛 (新字新仮名) / 海野十三(著)
燦然(さんぜん)と闇を劈(つんざ)くサーチライトの光芒(くわうばう)に射られたやうに、眼がくら/\となつたのだつた。お信さんは、まだ私の中に異性を認めて居ないやうだつた。
乳の匂ひ (新字旧仮名) / 加能作次郎(著)
ふと見ると、赤銅(しゃくどう)のような色をした光芒(ひかり)の無い大きな月が、お濠(ほり)の松の上に音も無く昇っていた。その色、その状(かたち)、その姿がいかにも侘(わび)しい。
蒲団 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
長星(チョウセイ)アリ、赤クシテ茫(ボウ)。東西ヨリ飛ンデ、孔明ノ軍営ニ投ジ、三タビ投ジテ二(フタ)タビ還(カエ)ル。ソノ流レ来ルトキハ光芒(コウボウ)大ニシテ、還ルトキハ小サク、其(ソノ)ウチ一星ハ終(ツイ)ニ隕(オ)チテ還ラズ。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)