“侘”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
わび66.2%
32.1%
かこ0.4%
0.4%
0.4%
わびし0.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
越前武生の、しい旅宿の、れたれて、二ばかりもんだ吹雪行惱みながら、は——ひました。
雪霊記事 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
夜のは雨にれた野をうていた。駅々の荒い燈火は、闇に埋もれてるしない平野の寂しさを、さらにびしくてらし出していた。
我はこれを聞きつゝも、むかしの羈靮の再び我身にるゝを覺えて、只だ恩人に見放されたる不幸なる身の上をちぬ。公子は我を慰めがほに、又詞を繼いで云ふやう。
我にるものには我れち彼に問はん、百歳の老翁なりとも我に及ばざる者には我れ即ちを教へんと云つて、南泉といふ禅坊さんの所へ行つて二十年間まずに修業を継続したのだから
点頭録 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
……されば、逐々戻り来しか。来る年も来る年も待ちったが、冥土の便宜覚束ないか、いっこう、すがたをお見されぬ。今もいま、刀自愚痴いうていた。……ああ、ようまあ戻り来しぞ。
生霊 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
むっとった待合のへ、コツコツと——やはり泥になった——い靴のを刻んで入った時、ふとその目覚しい処を見たのである。
売色鴨南蛮 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)