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便宜
ふりがな文庫
“便宜”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
べんぎ
72.8%
たより
9.7%
よすが
9.7%
びんぎ
4.9%
コンビニエンス
1.0%
しるべ
1.0%
よし
1.0%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
べんぎ
(逆引き)
良兼は
何様
(
どう
)
かして勝を得ようとしても、
尋常
(
じんじやう
)
の勝負では勝を取ることが難かつた。そこで
便宜
(
べんぎ
)
を
伺
(
うかゞ
)
ひ巧計を以て事を
済
(
な
)
さうと考へた。
平将門
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
便宜(べんぎ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
たより
(逆引き)
私の全心が愛の
焔
(
ほのほ
)
で燃え尽きませうとも、
其
(
それ
)
を知らせる
便宜
(
たより
)
さへ無いぢやありませんか、此のまゝ
焦
(
こ
)
がれて死にましても
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
便宜(たより)の例文をもっと
(10作品)
見る
よすが
(逆引き)
まだ
全
(
まつた
)
く
消
(
き
)
え
果
(
は
)
てない
煙
(
けむり
)
を
便宜
(
よすが
)
に、あからめもしないで
熟
(
ぢつ
)
と
視
(
み
)
る
時
(
とき
)
、
女
(
をんな
)
は
二人
(
ふたり
)
、
揃
(
そろ
)
つて、
目
(
め
)
を
睜
(
みは
)
つて、
四
(
よつ
)
ツの
目
(
め
)
をぱつちりと
瞬
(
またゝ
)
きした。
魔法罎
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
便宜(よすが)の例文をもっと
(10作品)
見る
▼ すべて表示
びんぎ
(逆引き)
其の土地の長者が駅館を主どり、駅館は官人や身分あるものを宿泊休憩せしめて旅の
便宜
(
びんぎ
)
を半公的に与える制度から出来たものである。
連環記
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
便宜(びんぎ)の例文をもっと
(5作品)
見る
コンビニエンス
(逆引き)
あらゆる科学文明は人類に生活の「
便宜
(
コンビニエンス
)
」を与えると同時に、殺人の「便宜」までを景品として
添
(
そ
)
えることを忘れはしなかった。
電気看板の神経
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
便宜(コンビニエンス)の例文をもっと
(1作品)
見る
しるべ
(逆引き)
迂濶
(
うかつ
)
に叫ぶと、
其
(
その
)
声を
便宜
(
しるべ
)
に
何処
(
どこ
)
からか岩石を
投落
(
なげおと
)
される危険を
懼
(
おそ
)
れたからである。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
便宜(しるべ)の例文をもっと
(1作品)
見る
よし
(逆引き)
「鳥が鳴く
東
(
あづま
)
の空に
僥倖
(
ふさへ
)
しに、行かんと思へど
便宜
(
よし
)
も
旅費
(
さね
)
もなし」との述懐は、当時の都人士の
憧憬
(
あこが
)
れるところを露骨に歌ったものであった。
炭焼長者譚:系図の仮托と民族の改良
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
便宜(よし)の例文をもっと
(1作品)
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便
常用漢字
小4
部首:⼈
9画
宜
常用漢字
中学
部首:⼧
8画
“便宜”で始まる語句
便宜上
便宜的
検索の候補
便宜上
便宜的
御便宜
十便十宜帖
“便宜”のふりがなが多い著者
夏目漱石
牧逸馬
アリギエリ・ダンテ
三上於菟吉
徳冨蘆花
若杉鳥子
幸田露伴
牧野富太郎
アントン・チェーホフ
海野十三