東京朝日新聞の初刷に客員柳田國男君の炭焼長者譚という面白い読物の第一回が出ていた。奥羽地方に伝わっている炭焼藤太の出世物語で、津軽領の者は今の津軽伯爵家の四代目の君がすなわちこの人であると謂っているそうである。津軽の殿様の御舎弟の書かれた可 …
著者 | 喜田貞吉 |
ジャンル | 社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 伝説・民話[昔話] |
初出 | 「民族と歴史 第五巻第二号」1921(大正10)年2月号 |
文字種別 | 新字新仮名 |
読書目安時間 | 約18分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約30分(300文字/分) |