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徒事
ふりがな文庫
“徒事”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いたずらごと
41.2%
とじ
17.6%
いたずら
11.8%
ただごと
11.8%
あだ
5.9%
あだごと
5.9%
いたづらごと
5.9%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いたずらごと
(逆引き)
そうしてその科学界を組織する学者の研究と発見とに対しては、その比較的価値
所
(
どころ
)
か、全く自家の
着衣喫飯
(
ちゃくいきっぱん
)
と交渉のない、
徒事
(
いたずらごと
)
の如く
見傚
(
みな
)
して来た。
学者と名誉
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
徒事(いたずらごと)の例文をもっと
(7作品)
見る
とじ
(逆引き)
勝家は、玄蕃允へ、六回もやった使者が、ついに全くの
徒事
(
とじ
)
と
帰
(
き
)
して、
怏々
(
おうおう
)
として楽しまず、万事休す——とまで歎じていた。そして
新書太閤記:09 第九分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
徒事(とじ)の例文をもっと
(3作品)
見る
いたずら
(逆引き)
敬太郎はただ
手持無沙汰
(
てもちぶさた
)
の
徒事
(
いたずら
)
とばかり思って、別段意にも
留
(
とど
)
めなかったが、婆さんは丹念にそれを五六寸の長さに
縒
(
よ
)
り上げて、文銭の上に
載
(
の
)
せた。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
徒事(いたずら)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
ただごと
(逆引き)
「どう考えても黒めが無暗にあの客人に吠えつくのがおかしい。どうも
徒事
(
ただごと
)
でねえように思われる。
試
(
ため
)
しに一つぶっ放してみようか。」
木曽の旅人
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
徒事(ただごと)の例文をもっと
(2作品)
見る
あだ
(逆引き)
彼らに知らせようとする
瓦
(
かわら
)
を積んでは
崩
(
くず
)
すような取り止めもない
謀略
(
はかりごと
)
が幼い胸中に幾度か
徒事
(
あだ
)
に
廻
(
めぐ
)
らされたのであったがとうとう何の
手段
(
てだて
)
をも自分からすることなくある日崖下の子の一人が私を
山の手の子
(新字新仮名)
/
水上滝太郎
(著)
徒事(あだ)の例文をもっと
(1作品)
見る
あだごと
(逆引き)
いまになって見ると何の為に永い間はたらいてばかりいたか、
徒事
(
あだごと
)
にすぎないことに思われた。
津の国人
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
徒事(あだごと)の例文をもっと
(1作品)
見る
いたづらごと
(逆引き)
かう思つたのは
徒事
(
いたづらごと
)
ではなかつた。
鱷
(新字旧仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
徒事(いたづらごと)の例文をもっと
(1作品)
見る
徒
常用漢字
小4
部首:⼻
10画
事
常用漢字
小3
部首:⼅
8画
“徒”で始まる語句
徒
徒歩
徒然
徒士
徒渉
徒爾
徒然草
徒輩
徒労
徒弟
検索の候補
徒然事
“徒事”のふりがなが多い著者
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
水上滝太郎
夏目漱石
森鴎外
中里介山
喜田貞吉
室生犀星
吉川英治
永井荷風
岡本綺堂