“試”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ため38.3%
こころみ14.0%
こゝろ11.7%
こころ10.2%
こゝろみ6.1%
ためし5.3%
4.2%
3.0%
1.5%
1.1%
(他:12)4.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“試”を含む作品のジャンル比率
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 伝説・民話[昔話]27.6%
歴史 > 伝記 > 個人伝記3.9%
文学 > 日本文学 > 小説 物語3.4%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
女というものが日本とは違って考えられているらしい米国で、女としての自分がどんな位置にすわる事ができるかためしてみよう。
或る女:1(前編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)
何が不足でこの播磨をためしたか、何を証拠にこの播磨を疑ったかと、彼は口惜くやし涙をほとばしらせながら女を責めた。
番町皿屋敷 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
これを木彫の猫に塗つてこころみに台所の隅に置いて見たところがその夜はいつものやうにねずみが騒がなかつた。
病牀六尺 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
建文の草庵そうあんの夢、永楽の金殿きんでんの夢、其のいずれか安くして、いずれか安からざりしや、こころみに之を問わんと欲する也。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
こゝろみてそのはなは馬鹿気ばかげきつたる事をみとめたれば全然ぜん/\之を放棄はうきせり
問答二三 (新字旧仮名) / 内村鑑三(著)
其所そこあらためて、親分おやぶん談判だんぱんこゝろみたが、ぐわんとしておうじない。
一大投機私が商売に不案内とは申しながら、生涯の中で大きな投機のようなことをこころみて、首尾く出来た事があります。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
博士は、蒼白そうはくな顔に、ねっとりと脂汗あぶらあせをうかばせて、しきりに機械人間の制御をこころみている様子。
超人間X号 (新字新仮名) / 海野十三(著)
いとよわき我等の力を年へし敵のこゝろみにあはせず、巧みにこれをそゝのかす者よりねがはくは救ひ出したまへ 一九—二一
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
彼名をフィアルテといふ、巨人等が神々の恐るゝところとなりし頃大いなるこゝろみをなし、その腕を振へるも、今や再び動かすによしなし 九四—九六
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
けれども、折角さう思召おぼしめすものなら、物はためしで御座いますから、間さん、貴方、赤樫にお話し遊ばして御覧なさいましな。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
永年えいねん彼と交際をしたどの月にも、どの日にも、余はいまだかつて彼の拙を笑い得るの機会をとらためしがない。
子規の画 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
竿があの草色のキラキラした頭へきあたった時は、どれ位いの痛さだろと思ってちょっとほっぺたを平手でめして見た。
めでたき風景 (新字新仮名) / 小出楢重(著)
死ねるか、死に切れずに降参をするか、めして見ようと云ってほうり出された時、道也はまた飄然と九州を去った。
野分 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
『おばあさん、おもませうか。』とみぎふたむねへつけて、ころ/\とつてる。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
が、何人なんぴとの考えも同じことで、巡査も毛綱けづなすがって、行かれる所まで行ってようと思い付いた。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
ひやかしたので、大雅はひどく恥ぢ入つて、二度ともう指頭画をらうとしなかつたといふ事だ。
「君も義歯いればの数が殖えたやうだが、今のうちに恋でもつておいたらうだね。」
温は大中元年に、三十歳で太原たいげんから出て、始て進士のに応じた。
魚玄機 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
景とその女との間に一人の子供が生れたが、後に郷試と礼部のに及第した。
阿霞 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
貴方あなたわたくしテストに、立派に及第遊ばしたのよ。
真珠夫人 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
貴方あなたは妾のテストに、立派に及第遊ばしたのよ。
真珠夫人 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
何者かが本當にドアの外に佇んで、そっと音も立てずに錠をあたって、外から把手を引っぱっているのであった。
や! 把手ノブに手をかけたな、引っぱってる、あたってみてるぞ! ははあ、さては奴さん、錠がおりてないつもりでいたんだな! してみると、俺が時どきかけ忘れるのを御承知と見えるわい! また把手を引っぱってやがる。
こころみに綿入の背中をで廻してもらうと、はたしてどこも湿しめっていなかった。
三山居士 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
貫一はその相貌そうぼう瞥見べつけんりて、ただちに彼の性質をうらなはんとこころむるまでに、いと善く見極みきはめたり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
「ところが、参木はその贋金をもしらべないんだからね、全くこいつ、使い道のない奴だよ。」と甲谷はいった。
上海 (新字新仮名) / 横光利一(著)
私の様子黙って眺めてた夫が「園子!」いうていきなり手エつかんで、「まあ、待ってくれ! こないなったら孰方どっちがどうなるか運だめしや。その薬換えことして飲もやないか」いいますのんで
(新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
一度門閥の味をめた奴は電信でないと世の中が渡れないと見えて、学校のおかげで不相当の位置を作つたものは再び女房のお庇にすがつて位置を高めやうとする。
犬物語 (新字旧仮名) / 内田魯庵(著)
「何、再度はかるまでだ」
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
やって見ようかとも惑う程小さき胸のくるしく、すてらるゝは此身の不束ふつつか故か、此心の浅き故かと独りくやしゅう悩んでりましたに、あり難き今の仰せ、神様も御照覧あれ、辰めが一生はあなたにと熱き涙わが衣物きものとおせしは、そもや
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
ボスエルの『ジョンソン伝』に、ジョンソンわれ能くデンマーク語でホレボウの『氷州アイスランド博物誌』の一章を暗誦あんしょうすと誇るのでやらせて見ると、「第五十二章蛇の事、全島に蛇なし」とあるばかりだそうな。
スナワチ、高山コウザン山巓サンテンニ於テ、米国ノ放送ヲ如何ナル程度ニ受信シ得ラルルカヲココロミンガタメナリキ。
壊れたバリコン (新字新仮名) / 海野十三(著)