“驗”のいろいろな読み方と例文
新字:
読み方割合
しるし31.8%
ため18.2%
げん18.2%
けん9.1%
ためし9.1%
きゝ4.5%
しら4.5%
しる4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
初めは詞もてさま/″\に誘ひたれどそのしるしなかりき。次にはたはぶれのやうにもてなして、掻き抱きたれど、女はいち早くけたり。
われ等は未來一年ひとゝせの間のおん身の振舞を見て、過去の我等の待遇のおん身に利ありしか利あらざりしかをためすべしといはれぬ。
フト人の噂で聽いた東海坊の祈祷、これを頼むと不思議にげんがあつて三月經たないうちに二つの惡病がケロリと癒つた。
金太郎は聞いてゐるうちに、の前が白く霞んで來て、見てゐたしや眞が見えなくなつてしまつた。かつて、あまり經けんしたことのない奇妙きめうかんじである。
坂道 (旧字旧仮名) / 新美南吉(著)
抑〻そも/\超人の事たるこれを言葉にあらはし難し、是故に恩惠めぐみによりてこれがためしべき者この例をもてれりとすべし 七〇—七二
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
れども箇樣な藥の合せ方初めて拜見はいけん致しますが一體是は何病にきゝますものかくるしからずばお教へなされて下されませと云ば元益打笑ひ成程是は貴主方が見ても一向解らぬも道理にこそあれ此藥はもと漢方家かんぱうか配劑はいざいならず愚老ぐらう先年長崎にて醫道いだう修業を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
わたし所有あらゆるしらべました、堤防どてました、それからかきも』として、はとあいちやんにはかまはず、『けどへびは!だれでもきらひだ!』
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
加へけれどもしるしなきゆゑ茂兵衞の枕元まくらもとへ金屋利兵衞をはじめ家内のこらず呼集よびあつわれ此度の病氣全快びやうきぜんくわい覺束おぼつかなし因て江戸の得意とくいを利兵衞殿へあづけ申なりせがれ吉三郎成人迄せいじんまで何卒我が得意先とくいさき
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)