“奇妙”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きみょう70.0%
きめう24.0%
きみよう4.0%
へん2.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もっともやま一つせば、ゆきらないのに、こちらは、ゆきが四しゃくも五しゃくもあるのだから、まったく自然しぜん現象げんしょうばかりは奇妙きみょうなものだ。
風雨の晩の小僧さん (新字新仮名) / 小川未明(著)
んと奇妙きめうではありませんか、これてん紹介ひきあはせとでもふものでせう、じつわたくし妻子さいしも、今夜こんや弦月丸げんげつまる日本につぽん皈國かへりますので。
このことがあつてからも、おきなはやはりたけつて、その/\をおくつてゐましたが、奇妙きみようなことには、おほくのたけるうちにふしふしとのあひだに、黄金おうごんがはひつてゐるたけつけることが度々たび/\ありました。
竹取物語 (旧字旧仮名) / 和田万吉(著)
「初めはパイロットかと思つてゐました。でもパイロットが笑ふ筈はない。私は確かに笑ひ聲をきいたのですよ。それも奇妙へんなのを。」