トップ
>
驗
>
しるし
ふりがな文庫
“
驗
(
しるし
)” の例文
新字:
験
初めは詞もてさま/″\に誘ひたれどその
驗
(
しるし
)
なかりき。次には
戲
(
たはぶれ
)
のやうにもてなして、掻き抱きたれど、女はいち早く
擦
(
す
)
り
脱
(
ぬ
)
けたり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
かれ
曙立
(
あけたつ
)
の王に
科
(
おほ
)
せて、うけひ白さしむらく
一〇
、「この大神を拜むによりて、
誠
(
まこと
)
に
驗
(
しるし
)
あらば、この
鷺
(
さぎ
)
の
巣
(
す
)
の池
一一
の樹に住める鷺を、うけひ落ちよ」
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
金
(
かね
)
の
力
(
ちから
)
と
權威
(
けんゐ
)
を
以
(
もつ
)
て、
見事
(
みごと
)
に
此
(
こ
)
の
女
(
もの
)
祕藏
(
ひざう
)
し
見
(
み
)
すべし、
再
(
ふたゝ
)
び
是
(
これ
)
を
阿母
(
おふくろ
)
の
胎内
(
たいない
)
に
戻
(
もど
)
すことこそ
叶
(
かな
)
はずとも、などか
其
(
そ
)
の
術
(
すべ
)
のなからんや、いで
立處
(
たちどころ
)
に
驗
(
しるし
)
を
見
(
み
)
せう。
妙齢
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
盡し
神佛
(
かみほとけ
)
へも祈りしかど其
驗
(
しるし
)
も
甞
(
かつ
)
てなく後には
半身
(
はんしん
)
叶はず腰も立ねば三度の
食
(
しよく
)
さへ人手を
借
(
かり
)
るほどなれどもお菊は少しも怠らず晝は
終日
(
ひねもす
)
賃仕事
(
ちんしごと
)
或ひは
注
(
すゝ
)
ぎ
洗濯
(
せんたく
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
いろ/\人手を殖やして、締りや夜廻りを嚴重にしましたが、結局は何の
驗
(
しるし
)
もありません。
銭形平次捕物控:006 復讐鬼の姿
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
▼ もっと見る
將
(
はた
)
又三月初より又々持病相起、幾度繰返し
灸治
(
きうち
)
いたし候得共一向其
驗
(
しるし
)
も不
二
相見
一
候間、自分は不治之
症
(
しやう
)
と明め居候處、不
レ
※も當月六日 主上より侍醫並獨逸醫ホフマンと申者御遣に相成候付
遺牘
(旧字旧仮名)
/
西郷隆盛
(著)
蒼雲を天のほがらに戴きて大き歌よまば生ける
驗
(
しるし
)
あり
長塚節歌集:2 中
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
勵
(
はげ
)
まし少しも早く
全快
(
ぜんくわい
)
爲
(
なし
)
給へとて種々に
勞
(
いたは
)
りけれども
終
(
つひ
)
に介抱の
驗
(
しるし
)
もなく母は正徳元年七月二十一日病死し
菩提所
(
ぼだいしよ
)
不動院
(
ふどうゐん
)
に
葬
(
はうむ
)
り
月堂
(
げつだう
)
貞飾
(
ていしよく
)
信女
(
しんによ
)
と云戒名に
哀
(
あはれ
)
を止めけり村方にては九助の孝心を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
打我が
推察
(
すゐさつ
)
に違ず此盜賊は吉三郎なり
其譯
(
そのわけ
)
は
先達
(
さきだつ
)
て我が方へ
尋
(
たづ
)
ね來りし時我樣子を見るに如何にも
見苦敷
(
みぐるしき
)
體
(
てい
)
にて店の者へ對し我も
恥入處
(
はぢいるところ
)
なり
斯
(
かく
)
働
(
はたら
)
きのなき者は
聟
(
むこ
)
に
爲難
(
しがた
)
しと思ひ
未
(
いま
)
だ約束の
驗
(
しるし
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
驗
部首:⾺
23画
“驗”を含む語句
經驗
修驗者
功驗
試驗
實驗
體驗
効驗
修驗
高等文官試驗
似非修驗者
首實驗
試驗官
經驗則
經驗上
效驗
御經驗
巧驗
實驗談
實驗的
實驗家
...