“聟”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
むこ99.2%
ムコ0.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むこの勘五郎に任せましたが、金箱はしかと押えて、五十文百文の出入りも、自分の手を経なければ、勝手にさばきはさせなかったのです。
彼女かのじょは、このおろかなむこが、たとえ自分じぶんしたい、あいしてくれましたにかかわらず、どうしても自分じぶんあいすることができなかったのです。
海ぼたる (新字新仮名) / 小川未明(著)
そこに仲蔵・松助の長兵衛の差異は出て来るのである。似せムコや、惚れ薬の役々は、三枚目の役どこであるが、若殿や、つゝころばしのやつしは、立役候補の二枚目に限る喜劇である。