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聟君
ふりがな文庫
“聟君”の読み方と例文
読み方
割合
むこぎみ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むこぎみ
(逆引き)
恥ずかしくない家がらで都会の子弟とあっては、伊豆の片田舎からわざわざ妻を
娶
(
めと
)
ろうなどという
聟君
(
むこぎみ
)
は、まずないと云ってもよい。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
赤心
(
まごゝろ
)
ばかりは
誰
(
た
)
れ
人
(
びと
)
にまれ
劣
(
おと
)
ることかは、
御心
(
おこゝろ
)
やすく
思召
(
おぼしめ
)
せよ
世
(
よ
)
にも
勝
(
すぐ
)
れし
聟君
(
むこぎみ
)
迎
(
むか
)
へ
參
(
まゐ
)
らせて
花々
(
はな/″\
)
しきおん
身
(
み
)
にも
今
(
いま
)
なり
給
(
たま
)
はん
たま襻
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
一番繁く出入して当人
慥
(
たしか
)
に
聟君
(
むこぎみ
)
登第
(
とうだい
)
の
栄
(
えい
)
を得る
意
(
つもり
)
で
己惚
(
うぬぼ
)
れてゐるのが、大学の学士で某省の高等官とかを勤める
華尾
(
はなを
)
高楠
(
たかくす
)
犬物語
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
(著)
聟君(むこぎみ)の例文をもっと
(9作品)
見る
聟
漢検1級
部首:⽿
14画
君
常用漢字
小3
部首:⼝
7画
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聟君撰
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花聟君
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吉川英治