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己惚
ふりがな文庫
“己惚”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
うぬぼ
53.6%
うぬぼれ
38.4%
おのぼれ
5.4%
おのぼ
1.8%
うのぼ
0.9%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うぬぼ
(逆引き)
良公からお前のことを聞いた時、女なんて到る処で招かずとも
靡
(
なび
)
いてくるものと、永い間
己惚
(
うぬぼ
)
れていた夢が一ぺんにさめてしまった。
一本刀土俵入 二幕五場
(新字新仮名)
/
長谷川伸
(著)
己惚(うぬぼ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
うぬぼれ
(逆引き)
米友がここでもまた、
呆気
(
あっけ
)
に取られてしまいました。自分になついて来たと思ったのは、飛んだお門違いの
己惚
(
うぬぼれ
)
——問題は熊の皮だ。
大菩薩峠:30 畜生谷の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
己惚(うぬぼれ)の例文をもっと
(43作品)
見る
おのぼれ
(逆引き)
他の注意を
惹
(
ひ
)
く
粧飾
(
しょうしょく
)
としても身に着けておきたかった。その困難が今の彼に
朧気
(
おぼろげ
)
ながら見えて来た時、彼は彼の
己惚
(
おのぼれ
)
に
訊
(
き
)
いて見た。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
己惚(おのぼれ)の例文をもっと
(6作品)
見る
▼ すべて表示
おのぼ
(逆引き)
あの
方
(
かた
)
は少し
己惚
(
おのぼ
)
れ過ぎてるところがあるのよ。それから内側と外側がまだ一致しないのね。
上部
(
うわべ
)
は大変
鄭寧
(
ていねい
)
で、お
腹
(
なか
)
の中はしっかりし過ぎるくらいしっかりしているんだから。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
己惚(おのぼ)の例文をもっと
(2作品)
見る
うのぼ
(逆引き)
作りし当時は誰しも多少の
己惚
(
うのぼ
)
れはまぬかる
可
(
べか
)
らざることながら、小生の如きは全く俳道に未熟のいたすところ実に面目なき次第に候。過日子規より俳書十数巻寄贈し来り候。大抵は読みつくし申候。
漱石氏と私
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
己惚(うのぼ)の例文をもっと
(1作品)
見る
己
常用漢字
小6
部首:⼰
3画
惚
漢検準1級
部首:⼼
11画
“己惚”で始まる語句
己惚病
己惚鏡
己惚面
検索の候補
己惚病
己惚鏡
己惚面
“己惚”のふりがなが多い著者
夏目漱石
佐々木邦
谷崎潤一郎
二葉亭四迷
吉行エイスケ
中里介山
南方熊楠
内田魯庵
三遊亭円朝
梅崎春生