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呆気
ふりがな文庫
“呆気”のいろいろな読み方と例文
旧字:
呆氣
読み方
割合
あっけ
89.3%
あつけ
9.1%
ほうけ
0.6%
あッけ
0.3%
うつけ
0.3%
おっけ
0.3%
ふうけ
0.3%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あっけ
(逆引き)
張子の見越しの入道を引っくり返すと、その中から飛出した平次、
呆気
(
あっけ
)
に取られた群衆の肩を踏んで、パッと青竹の手摺を飛越すと
銭形平次捕物控:005 幽霊にされた女
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
呆気(あっけ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
あつけ
(逆引き)
夜中の
喚
(
わめ
)
き
罵
(
のゝし
)
る声に驚いて雨戸まで開けた近所の人達は朝には肩を並べて牛を引いて
田圃
(
たんぼ
)
に出て行く私共父子を見て
呆気
(
あつけ
)
にとられた。
途上
(新字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
呆気(あつけ)の例文をもっと
(33作品)
見る
ほうけ
(逆引き)
そして私は
呆気
(
ほうけ
)
てしまふ、バカになつてしまふ
在りし日の歌:亡き児文也の霊に捧ぐ
(新字旧仮名)
/
中原中也
(著)
呆気(ほうけ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
あッけ
(逆引き)
私は
今年
(
ことし
)
三十九になる。
人世
(
じんせい
)
五十が
通相場
(
とおりそうば
)
なら、まだ
今日明日
(
きょうあす
)
穴へ入ろうとも思わぬが、しかし未来は長いようでも短いものだ。過去って了えば実に
呆気
(
あッけ
)
ない。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
呆気(あッけ)の例文をもっと
(1作品)
見る
うつけ
(逆引き)
こうなりゆいた今までも潔く諦めようとはせずにやっぱりその女に
想
(
おも
)
いを残している男の
呆気
(
うつけ
)
さ加減のあまりに馬鹿らしいのを、いささかの同情もなく冷たく笑っていた。
霜凍る宵
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
呆気(うつけ)の例文をもっと
(1作品)
見る
おっけ
(逆引き)
飛び越して逃げてしまいました。——
呆気
(
おっけ
)
に取られて格子の外から覗くと、兄貴は首筋を短刀で刺されて、もう息が絶えた様子——
銭形平次捕物控:072 買った遺書
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
呆気(おっけ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ふうけ
(逆引き)
「
呆気
(
ふうけ
)
でも佐賀のもん、腐っても鯛の
魚
(
いお
)
でござッす」
ぐうたら道中記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
呆気(ふうけ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“呆気”の意味
《名詞》
(多く以下の形で)驚き、呆れること。また、そのようなさま。
(出典:Wiktionary)
呆
漢検準1級
部首:⼝
7画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
“呆”で始まる語句
呆
呆然
呆氣
呆痴者
呆返
呆然自失
呆痴
呆乎
呆々
呆作
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