“魚”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
さかな44.5%
うお30.0%
うを15.1%
とと3.2%
1.3%
いお0.6%
もの0.6%
ウヲ0.6%
フィッシュ0.6%
いさな0.3%
(他:10)3.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“魚”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)10.6%
文学 > 日本文学 > 小説 物語3.9%
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行3.8%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
そして、真珠しんじゅをのんでいないと、みんなそのさかなかばねうみなかにほうりこんでしまいました。
一本の釣りざお (新字新仮名) / 小川未明(著)
「どんなに、おいしかろう。」といって、三びきのさかな子供こどもは、ついに、そのはなびらをのんでしまいました。
赤い魚と子供 (新字新仮名) / 小川未明(著)
特別に自分を尊敬もない代りに、うおあれば魚、野菜あれば野菜、誰が持て来たとも知れず台所にほうりこんである。
酒中日記 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
「いつになったら金色こんじきうおがかかるのだろう。」と、口々くちぐちにあくびをしながらいっていたのであります。
金の魚 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「さうかなあ。」棕隠は畳の上に指先でわざ/\字を書いてみた。「うをは右にあつても、左にあつても構はないんだつたかな。」
わたくしこのちいさいうをを百ばいにも二百倍にひやくばいにもする工夫くふういでもない
あるいはととの代りに「海老えび食うて」という者もあるようだが、いずれにしたところで父母の命日に、そんな物を食べる人は昔は一人もいなかった。
こども風土記 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
山越やまごえよ五浦少女、日中ひなかより影をつづりて、もてなしと我にまゐると、とと、瓶子かかへ、五器そろへ、お膳持て来る。
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
ここに火遠理ほをりの命、海幸をもちて釣らすに、ふつに一つの魚だに得ず、またそのつりばりをも海に失ひたまひき。
ここに御子、神に白さしめたまはく、「我に御食みけ給へり」とまをしたまひき。
南の海上のザンのいお儒艮じゅごん)の物語と対立して、東日本の荒磯あらいそにはアシカ・アザラシ・ミチの寝流ねながれなどの話がもとは多かった。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
お見せ。あいつはいおのように物見高い。
一体此辺こゝらは四月時分には随分大きなものもかゝります。
もつともいま神樂坂上かぐらざかうへ割烹かつぱう魚徳うをとく)の先代せんだいが(威張ゐばり)とばれて、「おう、うめえものはねえか」と、よつぱらつてるから盤臺ばんだい何處どこかへわすれて、天秤棒てんびんぼうばかりをりまはして歩行あるいたころで。
春着 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
つまる所古代はイ列とウ列との音に明白な區別がなかつたので、ウヲをイヲともいひ、或る地方では上野ウハノをイワノと發音するなど、皆其の例で、イ列からウ列に訛つたのでもなく、ウ列からイ列に訛つたのでもない。
平安朝時代の漢文学 (旧字旧仮名) / 内藤湖南(著)
アメのウヲ
旅日記:03 昭和十四年 (新字旧仮名) / 種田山頭火(著)
多くの「フィッシュ」をおよがせるという意味でなら実に妥当だと言える——の常雇いの世話係りブリガアド・デ・ジュウや、自殺と不正を警戒している探偵や、初心者にゲイムを教える手引役インストラクタア
踊る地平線:09 Mrs.7 and Mr.23 (新字新仮名) / 谷譲次(著)
「いや、たしかそれに、人肉フライッシュではなくフィッシュだったはずですがね。しかし、その不思議な魚が近づいて来たために、かえってクリヴォフ夫人は、貴女がたの想像とは反対の方向に退軍を開始したのでしたよ」と相変らず芝居げたっぷりな態度だったけれども、一挙にそれが、伸子と二人の地位を転倒してしまった。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
いろあかきいさなのひとむれ、
利根川の岸辺より (旧字旧仮名) / 萩原朔太郎(著)
鯛のぞう黄金こがねいろくづ、歌へるいさな。
さつせえ、かたちおなじやうな出来できだが、の、お前様めえさまふなみづれるとはらいたで、ちたいをよ、……私等わしらふなは、およいでも、ひれてたればきたやつ
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
「東京の政界は華々しい。我ら田舎に住んでいるものは、ふちに臨んでぎょうらやむの情に堪えない。しかしだいなるものは成るに難く、小なるものは成るにやすい。我らも甲らに似せて穴を掘り、一の小政社を結んで、東京の諸先輩に先んじて式を挙げようではないか」といった。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
三浦は黒鯛に似た形の、暗紫色あんししよくに黄味を帯びた二尺ばかりの無名ぎよや「小判かぶり」を釣つて大得意である。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
それより、少年しょうねんは、ふつう、ざかなでもない、ふなのうろこが、みずのぬるんだため、むらさきばんで、なんとなく野性やせいのにおいがする、すがたをたまらなく、うつくしくかんじたのです。
川へふなをにがす (新字新仮名) / 小川未明(著)
今年ことしも、金魚きんぎょって水盤すいばんれると、あたらしく仲間入なかまいりをした金魚きんぎょは、さすがにざかなだけあって、あわてずゆうゆうと、ながをふりながら、はなくすいれんのかげを、いったり、きたりしました。
川へふなをにがす (新字新仮名) / 小川未明(著)
冬至とうじ冬至、とっとの目か」
宮本武蔵:04 火の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
何十年來なんじふねんらいれたもので、つゆ加減かげん至極しごくだが、しかし、その小兒こどもたちは、みならんかほをしておとゝる。
湯どうふ (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
その落いた魚屋やつの襟印を見て帳面に『一円五十銭……茂兵衛』とか何とか私共一流の走書きに附込んだやつさらうように引っ担いで走り出て行きます。
近世快人伝 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
大きい青桐の下に大タライを出してそこへゴムのオトトや軍艦を浮べ、さかんに活躍です。
・しんこ細工のうらうら鳥がうまれサカナうまれ
旅日記:03 昭和十四年 (新字旧仮名) / 種田山頭火(著)