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『利根川の岸辺より』
ふりがな文庫
『
利根川の岸辺より
(
とねがわのきしべより
)
』
こころにひまなく詠嘆は流れいづ、 その流れいづる日のせきがたく、 やよひも櫻の芽をふくみ、 土によめなはさけびたり。 まひる利根川のほとりを歩めば、 二人歩めばしばなくつぐみ、 つぐみの鳴くに感じたるわが友のしんじつは尚深けれども、 いまも …
著者
萩原朔太郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約1分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
魚
(
いさな
)
土
(
つち
)