“うを”の漢字の書き方と例文
カタカナ:ウヲ
語句割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まづしい店前みせさきにはおほがめかふわに剥製はくせい不恰好ぶかっかううをかはつるして、周圍まはりたなには空箱からばこ緑色りょくしょくつちつぼおよ膀胱ばうくわうびた種子たね使つかのこりの結繩ゆはへなは
幕を引上げない以前に、濁つた流れに終日ひねもす絲を垂れて居てもうをはつれないと云ふ貧しい漁夫の歌を獨唱させるつもりである。
新帰朝者日記 (旧字旧仮名) / 永井荷風(著)
くらがりの海のものおそろしさも、衰弱のきよくとなれる神経を刺すこと多く、はてはもとの𤍠湯の中に死なずして目をひらうをとなり申しさふらひき。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)