“剥製”の読み方と例文
読み方割合
はくせい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
立ち昇る白煙の下を、猛獣は剥製(はくせい)の豹(ひょう)のようにピンと四肢(しし)を伸ばして、一転、二転、三転し、遂(つい)に長々と伸びたまま動かなくなった。
人間豹 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
汚い手拭地(てぬぐいじ)の浴衣(ゆかた)を着た九つか十位の男の児が、剥製(はくせい)の蛙みたいにひょろひょろになって、つつじの株の葉陰にうずくまっていた。
夏の夜の冒険 (新字新仮名) / 平林初之輔(著)
その日はわたくしは役所で死んだ北極熊を剥製(はくせい)にするかどうかについてひどく仲間と議論をして大へんむしゃくしゃしていましたから
ポラーノの広場 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)