“体内”のいろいろな読み方と例文
旧字:體内
読み方割合
みうち60.0%
たいない20.0%
みのうち20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
猟犬どもの暴れもがく声とへやぬくもりとでそそられた或る情慾が、だんだん体内みうちにひろがって来た。で、彼は夫人の肩を軽く押えて
犬舎 (新字新仮名) / モーリス・ルヴェル(著)
この電燈でんとうひかりは、生物せいぶつ体内たいないにある心臓しんぞうのようなものです。ともりはじめたときがあって、またわりがあるのです。
眼の前に身のたけが一丈余もあろうと思われる大きな坊主が、眼をぎらぎらさして衝立っていた。作平はわっと叫んで逃げようとしたが、体内みのうちがすくんで動けなかった。
魔王物語 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)