体内みのうち)” の例文
旧字:體内
眼の前に身のたけが一丈余もあろうと思われる大きな坊主が、眼をぎらぎらさして衝立っていた。作平はわっと叫んで逃げようとしたが、体内みのうちがすくんで動けなかった。
魔王物語 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)