“みうち”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ミウチ
語句割合
身内36.8%
御内12.8%
親戚8.8%
身中6.4%
身裡4.8%
身体3.2%
親族3.2%
全身2.4%
渾身2.4%
通身1.6%
骨肉1.6%
體内1.6%
体内1.6%
満身1.6%
隷属1.6%
親内0.8%
三撃0.8%
刑事0.8%
同種0.8%
家族0.8%
海内0.8%
肉親0.8%
血縁0.8%
親類0.8%
身家0.8%
身體0.8%
骨内0.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いたずらに、もてあそんでいた三味線の、いとがぽつんとれたように、おせんは身内しさをえて、わずくなった。
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
右大将小松殿の御内でも、成田兵衛為成と、弓矢にしられた父をもつ寿童丸だぞ。——罰がなんじゃ。あたらばあたってみるがよい。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
イヤイヤあれはによりて人間どもの勝手仮構事じゃ。乙姫様して魚族親戚でもなければ人魚叔母様でもない……。
本妻の悋気饂飩胡椒はおさだまり、なんとも存ぜぬ。紫色はおろか、身中が、かば茶色になるとても、君ゆえならば厭わぬ。
藤十郎の恋 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
そして、三年前彼がはじめて「グーセフ」を読んだ時から残されている骨を刺すような冷やかなものとくような熱さがまた身裡って来るのでもあった。
冬日記 (新字新仮名) / 原民喜(著)
親方に頭を下げさするようなことをしたかああ済まないと、自分の身体の痛いのより後悔にぼろぼろ涙をこぼしている愍然さは、なんと可愛い奴ではないか、のうお吉
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
たやすく貴嬢がいだしたまわぬを見てかの君、早く受けたまわずやとすように物言いたもうは貴嬢が親しき親族の君にてもおわすかと二郎かの時は思いしなるべし、ただわれ
おとずれ (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
袖襟へ雪を吹入れて全身もつきあへず、大風四面よりふきめぐらして雪を巻揚る、是を雪国にて雪吹といふ。
舞踏でもするような運歩で部屋のを跳ね廻ッて、また床の上へ来るとそのまま、其処臥倒れる拍子に手ばしこく、を取ッてがい、渾身を揺りながら
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
ましてや往来の人は通身雪にれて少時半身れて凍死する㕝、まへにもいへるがごとし。
四辺が静かになって、人が寝静まってしまうと、骨肉のものや、知っている人の死にかかっている枕元に坐って見守っていると、刻々に襲い来る、不安と恐怖に怪しく胸の鼓動の高まるのを覚える。
夜の喜び (新字新仮名) / 小川未明(著)
體内の病苦と、唆る樣な素朴な烈しい戀の歌と、そして、何がなき頼りなさに心が亂れて、その沈んで行く氣持を強い太皷の響に掻き亂される樣に感じながら、踊りには左程の興もなく
鳥影 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
体内病苦と、唆る様な素朴な烈しい恋の歌と、そして、何がなき頼りなさに心が乱れて、その沈んで行く気持を強い太鼓の響に掻乱される様に感じながら、踊りには左程の興もなく
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
といふもふがごとし。ゆゑに人みな満身をながす。第七をどり目にいたりて普光寺山長耕夫の長をいふ)手に、人の手輦て人のなかへおし入り大音にいふ。
にいよ/\不平は懐けど露塵ほども外には出さず、義理の挨拶見事に済まして直其足を感応寺に向け、上人の御目通り願ひ、一応自己が隷属の者の不埓を御謝罪し、我家に帰りて
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
親類親内もそれぞれ退き取って独り新しい位牌に向うと、この時始めて身も世もあられぬ寂しさを覚えたのである。
深川女房 (新字新仮名) / 小栗風葉(著)
と言ってほかに力になるような親内らしい親内もないものだから、私一人ぼっちで本当に困ってしまったんだよ。
深川女房 (新字新仮名) / 小栗風葉(著)
あはれ始めの一撃にてを擧げし彼等の姿よ、二撃三撃を待つ者はげにひとりだにあらざりき 三七—三九
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
これア何か大事件があったのだと思ったから、早速本庁の刑事へ電話を掛けて聞いて見ると、昨夜にも今朝にも大事件なんてえものは無かったと言います。
魔都 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
さ犬の如くなれど、何処やらわが同種の者とも見えず。近づくままになほよく見れば、耳立ち口りて、しくこれ狐なるが、その尾のの毛抜けて醜し。
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)
どこまでも執着は、自分家族のこと、とりわけ二人子供のことがにかかり、なかなか死切れなかったのでございます。
作州英田海内村田中氏の文書に「倉敷山下において成行の処云々」、江州八幡の天正十四年の文書には、宛名を安土山下町中としてある。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
良吉はお札のことから、ふと昔話などに耽つたが、肉親つた話は元から好まないので、妻に向つてさへ滅多に話したことはないのだつた。
母と子 (旧字旧仮名) / 正宗白鳥(著)
叔母が汲んで出す別離の茶——其色も濃く香も好いのを飲下した時は、どんなにか丑松も暖い血縁のなさけを感じたらう。道祖神の立つ故郷の出口迄叔父に見送られて出た。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
幾が親類隣家一人そんながございましてね、もとはあなたおとなしいで、それがあの宗旨の学校にあがるようになりますとね、あなた、すっかりようすが変わっちまいましてね
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
そしてもはや、自分の身家のものに対するやうに、人の心持を気づかってたのだ。
(新字旧仮名) / 素木しづ(著)
掻拂を、ぐる/\きに、二捲いてぎり/\と咽喉める、らるゝしさに、うむ、といて、ざまに仰反る、と、膏汗身體つて、めた。
一席話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
妾実は家も骨内もない孤児だが、ふと君を一日らせてより去りがたく覚えた熱情の極、最前のようないたも、お前と夫婦に成田山早く新勝寺を持って見たいと聞いて