一席話いっせきばなし
上總國上野郡に田地二十石ばかりを耕す、源五右衞と云ふ百姓の次男で、小助と云ふのがあつた。兄の元太郎は至極實體で、農業に出精し、兩親へ孝行を盡し、貧しい中にもよく齊眉き、人づきあひは義理堅くて、村の譽も …
作品に特徴的な語句
矢庭やには 足駄あしだ 近頃ちかごろ 背戸せど 羽目はめ 一期いちご 始末しまつ 午過ひるす 耳許みゝもと 人身御供ひとみごくう 野良のら 加減かげん 冷汗ひやあせ はく 一晩ひとばん のこ 筑波つくば 日蔭ひかげ 見渡みわた 懷中ふところ 向島むかうじま 鼻唄はなうた 一歩いちぶ 寸分すんぶん 朧夜おぼろよ 身體みうち 口癖くちぐせ むし 千種ちぐさ 首尾しゆび かね だま いと 心得こゝろえ 野幇間のだいこ 一分いちぶ 起上おきあが 綿わた 駈出かけだ 四邊あたり 行水ぎやうずゐ 内心ないしん 眞白まつしろ 達者たつしや 半身はんしん 樣子やうす ざま 出掛でか おそ 日頃このごろ かた 鳥目てうもく 兩手りやうて ひる 友達ともだち 一面いちめん 入江いりえ すゝ 小楊枝こやうじ 眞晝まひる 陰氣いんき 退引のつぴき 水車みづぐるま 百姓ひやくしやう 結構けつこう 田舍ゐなか 義理ぎり 評判ひやうばん 我家わがや 黒髮くろかみ 慈悲じひ 風呂敷包ふろしきづつ 生姜しやうが 伸上のびあが くすり したが みやく 突張つツぱ 取逆上とりのぼ おび 算段さんだん つゞ 脊筋せすぢ 葉末はずゑ 手酷てひど 隨分ずゐぶん 念入ねんい 色白いろじろ 若草わかくさ 思出おもひだ 狐憑きつねつき 人殺ひとごろ 同士どうし 北叟笑ほくそゑみ 承知しようち 田地でんぢ