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『一席話』
ふりがな文庫
『
一席話
(
いっせきばなし
)
』
上總國上野郡に田地二十石ばかりを耕す、源五右衞と云ふ百姓の次男で、小助と云ふのがあつた。兄の元太郎は至極實體で、農業に出精し、兩親へ孝行を盡し、貧しい中にもよく齊眉き、人づきあひは義理堅くて、村の譽ものなのであるが、其の次男の小助は生れつい …
著者
泉鏡太郎
著者
泉鏡花
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約13分(500文字/分)
朗読目安時間
約21分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
成
(
たる
)
直
(
ぢ
)
生
(
うま
)
變化
(
ばけ
)
恥
(
はづか
)
擽
(
くすぐつた
)
考慮
(
しあん
)
一時
(
いつとき
)
父親
(
ちゝおや
)
上
(
うへ
)
行
(
ゆき
)
矢張
(
やつぱ
)
平
(
へい
)
取着
(
とツつ
)
絞
(
しめ
)
明
(
あかり
)
出入
(
ではひ
)
挫
(
ひしや
)
放
(
はふ
)
夫
(
をつと
)
上
(
あ
)
白晝
(
まつぴるま
)
堪忍
(
たへしの
)
矢張
(
やつぱり
)
蒼海
(
さうかい
)
引掴
(
ひツつか
)
恐
(
おそろ
)
恥
(
はぢ
)
結
(
ゆは
)
包
(
つゝみ
)
前
(
まへ
)
解
(
ほど
)
娼妓
(
おいらん
)
奴
(
やつこ
)
家
(
いへ
)
家中
(
うちぢう
)
女
(
をんな
)
詣
(
まゐ
)
宿
(
しゆく
)
密
(
そつ
)
實
(
まこと
)
夕飯
(
ゆふはん
)
増
(
まさ
)
少
(
すく
)
赫
(
かつ
)
起
(
おき
)
此方
(
こつち
)
身體
(
みうち
)
突飛
(
つきと
)
急
(
きふ
)
一
(
いち
)
何時
(
いつも
)
絡
(
からま
)
通
(
とほ
)
緊乎
(
しつかり
)
日頃
(
このごろ
)
縁
(
えにし
)
方
(
はう
)
間
(
あひだ
)
指
(
ゆび
)
覺
(
さ
)
言
(
こと
)
女蕩
(
をんなた
)
詰
(
つ
)
夜遊
(
よあそ
)
譽
(
ほめ
)
小遣
(
こづかひ
)
貧
(
まづ
)
居
(
ゐ
)
起
(
おこ
)
幅
(
はゞ
)
處
(
どころ
)
庇
(
かげ
)
引被
(
ひきかぶ
)
可愛
(
かはい
)
茫然
(
ばうぜん
)
心
(
こゝろ
)
志
(
こゝろざ
)
急
(
いそ
)
恍惚
(
うつとり
)
午飯
(
おひる
)
悚然
(
ぞつ
)
愁
(
うれひ
)
慌
(
あわたゞ
)
憂慮
(
きづかひ
)
振
(
ふり
)
掛
(
かゝ
)
其
(
それ
)
突臥
(
つツぷ
)
爐邊
(
ろべり
)
一歩
(
いちぶ
)
水車
(
みづぐるま
)
煩
(
わづら
)
七
(
なゝ
)
顛倒
(
てんだう
)
突張
(
つツぱ
)
使
(
つかひ
)
絡
(
まつ
)
乳
(
ちゝ
)
曠野
(
ひろの
)