“爐邊”のいろいろな読み方と例文
新字:炉辺
読み方割合
ろばた55.6%
ろへん22.2%
ろべり22.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのまへに、曾祖母ひいおばあさんは友伯父ともをぢさんととうさんをそばびましておうち爐邊ろばたでいろ/\なことをつてかせてれました。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
さてその農民小屋のうみんごやにはひつてると爐邊ろへんにはまきやされてあつて、その地方ちほう風俗ふうぞくをしたぢいさんがたばこをいぶらしてゐたり
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
先刻さつきから、出入ではひりのおあき素振そぶりに、けた、爐邊ろべりものをして母親はゝおやが、戸外おもて手間てまれるのに、フト心着こゝろづいて
一席話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)