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友伯父
読み方 | 割合 |
ともをぢ | 50.0% |
ともをじ | 50.0% |
その
晩は
伯父さんも
友伯父さんも
呼ばれて
行きましたが、『
押飯』と
言つて
鳥の
肉のお
露で
味をつけた
御飯の
御馳走がありましたつけ。
友伯父さんはもう十二
歳でしたから、そんな
山の
中の
子供のやうな
髮をして行つて
東京で
笑はれては
成らないと、お
家の
人達が
言ひました。
ある
日、
友伯父さんは
裏の
木小屋の
近くにある
古い
池で
蛙をつかまへました。
土地のものが
地蜂の
巣を
見つけるには、
先づ
蛙の
肉を
餌にします。