“友誼”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ゆうぎ88.1%
いうぎ6.8%
よしみ5.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ともかく民藝を栄えしめることによって、支那固有の美をますます発揮せしめることは、日本人の任務であり、友誼ゆうぎであると考えます。
北支の民芸(放送講演) (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
第一期では人間が現世でさいはひを得ようと思ふ。少壮、健康、友誼いうぎ、恋愛、名誉といふやうに数へて、一々その錯迷さくめいを破つてゐる。恋なんぞも主に苦である。さいはひは性欲のを断つに在る。
妄想 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
君命にも背かず、友誼よしみをも忘れざる者というので、甚兵衛は、一藩の褒め者となった。そして殿から五十石の加増があった。
恩を返す話 (新字新仮名) / 菊池寛(著)