“友人”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いうじん45.2%
ゆうじん29.0%
ともだち25.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
可愛かはいさうに景氣けいきのよいこゑ肺臟はいざうからこゑいたのは十ねんぶりのやうながして、自分じぶんおもはず立上たちあがつた。れば友人いうじんM君エムくんである。
湯ヶ原ゆき (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
は一こく友人ゆうじん送別会席上そうべつかいせきぜう見知みしりになつたR国人こくじんであつたので、わたしはいさゝか心強こゝろつよかんじて、みちびかるゝまゝにおくとほつた。
微笑の渦 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)
よくツケ/\と人を圧迫おしつける様な物言ものいひをする癖があつて、多少の学識もあり、村で健が友人ともだち扱ひをするのは此男の外に無かつた。
足跡 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)