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友禅
ふりがな文庫
“友禅”のいろいろな読み方と例文
旧字:
友禪
読み方
割合
ゆうぜん
93.8%
いうぜん
6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆうぜん
(逆引き)
あるいはほうけあるは永日ののどかさを
友禅
(
ゆうぜん
)
のごと点々といろどっているけしき……いつの間にやら、春はどこにでも来ていた。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
ふと見ると、屏風の蔭に、
友禅
(
ゆうぜん
)
の
小蒲団
(
こぶとん
)
をかけて、枕元に
朱羅宇
(
しゅらお
)
のきせるを寄せ、黒八を掛けた丹前にくるまッていた男がある。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
友禅(ゆうぜん)の例文をもっと
(45作品)
見る
いうぜん
(逆引き)
香水河と云つたユヱ河に添つた遊歩道には、カンナや鉄線花が
友禅
(
いうぜん
)
のやうに華やかだつた。
椰子
(
やし
)
、
檳榔
(
びんらう
)
、ハシドイが到る処に茂つてゐる。
浮雲
(新字旧仮名)
/
林芙美子
(著)
晶子はレエニ夫人に日本の扇や
友禅
(
いうぜん
)
を捧げた。夫人も
亦
(
また
)
有名な詩人である。氏は夫人が近年病気
勝
(
がち
)
である事を話して、
他
(
た
)
日晶子を
招待
(
せうだい
)
して夫人に
引合
(
ひきあは
)
さうと云はれた。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
友禅(いうぜん)の例文をもっと
(3作品)
見る
“友禅”の意味
《名詞》
絹の布などに風景などをはなやか華やかに染めた物。友禅染。
(出典:Wiktionary)
“友禅”の解説
友禅(ゆうぜん)とは、布に模様を染める技法のひとつ。日本の代表的な染色法である。
米製でんぷん質の防染剤を用いる(のりを使いにじみを防ぐ)手書きの染色法。
(出典:Wikipedia)
友
常用漢字
小2
部首:⼜
4画
禅
常用漢字
中学
部首:⽰
13画
“友禅”で始まる語句
友禅縮緬
友禅染
友禅模様
友禅扇
友禅柄
友禅片
検索の候補
友禅縮緬
友禅染
紅友禅
友禅模様
京友禅
友禅扇
友禅柄
友禅片
緋友禅
加賀友禅
“友禅”のふりがなが多い著者
杉山萠円
平出修
与謝野寛
三上於菟吉
徳冨蘆花
二葉亭四迷
林不忘
谷崎潤一郎
柳宗悦
吉川英治