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いうぜん
ふりがな文庫
“いうぜん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
悠然
50.0%
友染
26.2%
友禪
7.1%
友禅
7.1%
友仙
2.4%
悒然
2.4%
油然
2.4%
黝然
2.4%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
悠然
(逆引き)
伊庭はさう云つて、
悠然
(
いうぜん
)
と、机の前に戻つた。老人は困つたやうな様子だつた。伊庭はすかさず、台帳を老人の前に差し出した。
浮雲
(新字旧仮名)
/
林芙美子
(著)
いうぜん(悠然)の例文をもっと
(21作品)
見る
友染
(逆引き)
娘さんの
箪笥
(
たんす
)
が幾つも並んで焼けた所には、
友染
(
いうぜん
)
の着物が、模様をそつくり濃淡で見せた灰になつて居たのが、幾重ねもあつたとか人は云ひました。
私の生ひ立ち
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
いうぜん(友染)の例文をもっと
(11作品)
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友禪
(逆引き)
寢
(
ね
)
しなに
女連
(
をんなれん
)
のこれが
問題
(
もんだい
)
になつた。ガラスを
通
(
とほ
)
して、ふすまが
松葉越
(
まつばご
)
しに
外
(
そと
)
から
見
(
み
)
えよう。
友禪
(
いうぜん
)
を
敷
(
し
)
いた
鳥
(
とり
)
の
巣
(
す
)
のやうだ。
木菟俗見
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
いうぜん(友禪)の例文をもっと
(3作品)
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▼ すべて表示
友禅
(逆引き)
晶子はレエニ夫人に日本の扇や
友禅
(
いうぜん
)
を捧げた。夫人も
亦
(
また
)
有名な詩人である。氏は夫人が近年病気
勝
(
がち
)
である事を話して、
他
(
た
)
日晶子を
招待
(
せうだい
)
して夫人に
引合
(
ひきあは
)
さうと云はれた。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
いうぜん(友禅)の例文をもっと
(3作品)
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友仙
(逆引き)
友仙
(
いうぜん
)
の
帶
(
おび
)
に
緋
(
ひ
)
ぢりめんの
帶
(
おび
)
あげも
人手
(
ひとで
)
を
借
(
か
)
りずに
手
(
て
)
ばしこく
締
(
し
)
めたる
姿
(
すがた
)
、
不圖
(
ふと
)
見
(
み
)
たる
目
(
め
)
には
此樣
(
このやう
)
の
病人
(
びやうにん
)
とも
思
(
おも
)
ひ
寄
(
よ
)
るまじき
美
(
うつ
)
くしさ、
兩親
(
ふたおや
)
は
見返
(
みかへ
)
りて
今更
(
いまさら
)
に
涙
(
なみだ
)
ぐみぬ
うつせみ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
いうぜん(友仙)の例文をもっと
(1作品)
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悒然
(逆引き)
官邸の玄関に
設
(
しつら
)
えられた桟敷の上に、モナコやモロッロの王様と並んで、何時の年の巴里祭に見ても、常に
悒然
(
いうぜん
)
たる面持で佇んでいる
魔都
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
いうぜん(悒然)の例文をもっと
(1作品)
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油然
(逆引き)
どこに来た……これを低吟すると四歳と三歳の二児を育てるに苦労した時分の当時の姿が思ひ出されて
油然
(
いうぜん
)
たる悲哀が胸にこみあげて来る——お手々つないで野道をゆけば……山のお寺の鐘が鳴る
老残
(新字旧仮名)
/
宮地嘉六
(著)
いうぜん(油然)の例文をもっと
(1作品)
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黝然
(逆引き)
しかはあれど、わが満心の自覚を
一揮直抒
(
いつきちよくじよ
)
の筆に附して、
尚
(
な
)
ほ
能
(
よ
)
く其の駭絶の意識の、
黝然
(
いうぜん
)
たる光の穂末をだに伝へ得ざる乎、その
微
(
かす
)
かなる
香気
(
かをり
)
をだにほのめかし得ざる乎。
予が見神の実験
(新字旧仮名)
/
綱島梁川
(著)
いうぜん(黝然)の例文をもっと
(1作品)
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検索の候補
ゆうぜん
いうせん
ゆふぜん
いう/\
のつそり
やおら
ゆうぜんとして
ゆう/\
ゆっく
ゆっくり