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『予が見神の実験』
ふりがな文庫
『
予が見神の実験
(
よがけんしんのじっけん
)
』
この篇は世の宗教的経験深き人に示さん為めにはあらずして唯だ心洵に神を求めて宗教的生活に入らんとする世の多くの友に薦めんとて也。 予は今予みづからの見神の実験につきて語る所あらむとす。この事、予に於いては多少心苦しからざるに非ず。されど、予は …
著者
綱島梁川
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約14分(500文字/分)
朗読目安時間
約23分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
煩
(
うれ
)
候
(
さふらひ
)
向
(
さ
)
是
(
か
)
傍
(
そ
)
著
(
し
)
将
(
もつ
)
累
(
わづらひ
)
思
(
お
)
心配
(
こゝろづか
)
居
(
をり
)
与
(
あづか
)
此
(
か
)
相済
(
あひな
)
即
(
やが
)
幻
(
おぼろ
)
将
(
ま
)
機
(
はずみ
)
与
(
とも
)
香気
(
かをり
)
候
(
さふら
)
究竟
(
きうきやう
)
翳
(
くもり
)
薄紗
(
はくしや
)
要
(
もと
)
如是
(
かくのごとく
)
相成
(
あひなり
)
但
(
た
)
光耀
(
くわうえう
)
或
(
あるひ
)
而
(
し
)
意
(
こゝろ
)
動
(
やゝ
)
彷徨
(
はうくわう
)
危
(
あや
)
即
(
すなはち
)
幸
(
さいはひ
)
跳
(
をど
)
無妄
(
むまう
)
煩
(
わづら
)
爾
(
なんぢ
)
況
(
いは
)
曰
(
い
)
星夜
(
ほしよ
)
揷
(
さしはさ
)
空
(
むな
)
徒
(
いたづ
)
薦
(
すゝ
)
如実
(
さながら
)
在
(
いま
)
躊躇
(
ちうちよ
)
唯
(
た
)
併
(
あは
)
僅
(
わづ
)
化
(
な
)
出
(
い
)
賜
(
たまもの
)
一毫
(
いちがう
)
之
(
こ
)
燎
(
あきら
)
類
(
たぐ
)
沮喪
(
そさう
)
此処
(
こゝ
)
此
(
こ
)
現世
(
うつしよ
)
欝
(
うつ
)
以
(
もつ
)
枯槁
(
こかう
)
疎雑
(
ルーズ
)
朧
(
おぼ
)
書翰
(
しよかん
)
礎
(
いしずゑ
)
於
(
お
)
斥
(
さ
)
故
(
ゆゑ
)
稍〻
(
やゝ
)
傷
(
きずつ
)
僵
(
たふ
)
竟
(
つひ
)
抛
(
なげう
)
竭
(
つ
)
鏗然
(
かうぜん
)
繋
(
つなが
)
所謂
(
いはゆる
)
所詮
(
しよせん
)
其
(
そ
)
所以
(
ゆゑん
)
釈迦
(
しやか
)
適
(
ふさ
)
能
(
あた
)
在
(
い
)
半
(
なか
)
彷彿
(
はうふつ
)
廻
(
めぐ
)
幾
(
ほと
)
幼穉
(
えうち
)
躍
(
をど
)
嗚呼
(
あゝ
)
蹉
(
つまづ
)
尚
(
な
)