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枯槁
ふりがな文庫
“枯槁”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ここう
85.7%
こかう
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここう
(逆引き)
玄奘三蔵の『大唐西域記』巻十二
烏鎩国
(
うせつこく
)
の条に、その都の西二百余里の大山頂に
卒都婆
(
そとば
)
あり、土俗曰く、数百年前この山の崖崩れた中に
比丘
(
びく
)
瞑目
(
めいもく
)
して坐し、躯量偉大、形容
枯槁
(
ここう
)
し
十二支考:08 鶏に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
心神爽快を覚え、浮腫知らず
識
(
し
)
らず、減退して殆んど常体に復し、全く山麓に達するに及びては、いわゆる形容
枯槁
(
ここう
)
の人となり、余人は寒気耐え難しといい合えるにもかかわらず
寒中滞岳記:(十月一日より十二月廿一日に至る八十二日間)
(新字新仮名)
/
野中至
(著)
枯槁(ここう)の例文をもっと
(6作品)
見る
こかう
(逆引き)
されば、予は竟にこの一事を
抛
(
なげう
)
たざるべからざる
乎
(
か
)
。
否
(
いな
)
、否。神はわが
枯槁
(
こかう
)
の残生に意味あらせんとて、特にこの所証を予に附与したまへるにあらずや。
予が見神の実験
(新字旧仮名)
/
綱島梁川
(著)
かくして新たなる義務の天地の、わが前に開けたるを感じたり。されど顧みれば、吾れ敗残の生、
枯槁
(
こかう
)
の躯、一脚歩を屋外に移す能はざるの境に
在
(
あ
)
りて、
能
(
よ
)
く何をか
為
(
な
)
さむ。
予が見神の実験
(新字旧仮名)
/
綱島梁川
(著)
枯槁(こかう)の例文をもっと
(1作品)
見る
枯
常用漢字
中学
部首:⽊
9画
槁
漢検1級
部首:⽊
14画
“枯”で始まる語句
枯
枯木
枯草
枯葉
枯蘆
枯枝
枯野
枯死
枯山
枯渇
検索の候補
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