“枯山”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
からやま66.7%
かれやま11.1%
こざん11.1%
カラヤマ11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あるいは枯山からやまをして変えて青山にす。あるいは黄なるつちをして変えて白き水にす。種々くさぐさあやしき術、つくして究むべからず。
青山あをやま枯山かれやまになして泣きいざちて泣きおらぶとも我は貧しき
雀の卵 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
□今月号から日月社の安藤枯山こざん氏の御厚意で私の留守中け雑務をとつて下さることになりました。多事ながら面倒なことをお引きうけ下すつた御厚意を深く感謝いたします。
すさのをのみことが、青山を枯山カラヤマなす迄慕ひ歎き、いなひのみことが、波の穂を踏んで渡られた「ハヽが国」は、われ/\の祖たちの恋慕した魂のふる郷であつたのであらう。
妣が国へ・常世へ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)