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枯山
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からやま
ふりがな文庫
“
枯山
(
からやま
)” の例文
あるいは
枯山
(
からやま
)
をして変えて青山にす。あるいは黄なる
地
(
つち
)
をして変えて白き水にす。
種々
(
くさぐさ
)
の
奇
(
あや
)
しき術、
殫
(
つく
)
して究むべからず。
十二支考:01 虎に関する史話と伝説民俗
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
たとえば「その泣きたもうさまは、青山を
枯山
(
からやま
)
なす泣き枯らし、
河海
(
うみかわ
)
はことごとに泣き
乾
(
ほ
)
しき」というのは、何より適切に噴火のために草木が枯死し
河海
(
うみかわ
)
が降灰のために埋められることを連想させる。
神話と地球物理学
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
うち見には
枯山
(
からやま
)
芝生春日照りねもごろ聞けば濃すみれ咲きぬ
黒檜
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
同学
鞍作得志
(
くらつくりのとくし
)
、虎を
以
(
も
)
て友として、その
術
(
ばけ
)
を学び取れり。あるいは
枯山
(
からやま
)
をして変えて青山にす。
十二支考:01 虎に関する史話と伝説民俗
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
夕日照る
枯山
(
からやま
)
なだり地に引きてその木がたもつ影のしづかさ
夢殿
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
▼ もっと見る
枯山
(
からやま
)
にはらら飛び
交
(
か
)
ふ小さき蝶
黄翅
(
きはね
)
せせりの影ぞ生きたる
白南風
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
枯山
(
からやま
)
にはらら飛び
交
(
か
)
ふ小さき蝶
黄翅
(
きはね
)
せせりの影ぞ生きたる
白南風
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
枯山
(
からやま
)
に雪しらしらと降れりとふ枯山にすらも人目遊ぶを
黒檜
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
娘々廟
(
ニヤンニヤンメウ
)
かすむ日
紅
(
あか
)
し見て居りてここらは低きいくつ
枯山
(
からやま
)
夢殿
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
しばしばも見つつ越え来つ
枯山
(
からやま
)
や
楡
(
にれ
)
と
楊
(
やなぎ
)
の寒き日の色
夢殿
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
冬山の
枯山
(
からやま
)
來ればいさぎよし
甲
(
かん
)
にひびきて何か
斫
(
き
)
る音
白南風
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
冬山の
枯山
(
からやま
)
来ればいさぎよし
甲
(
かん
)
にひびきて何か
斫
(
き
)
る音
白南風
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
枯
常用漢字
中学
部首:⽊
9画
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
“枯”で始まる語句
枯
枯木
枯草
枯葉
枯蘆
枯枝
枯野
枯死
枯渇
枯淡