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枯
ふりがな文庫
“枯”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
か
77.1%
から
7.3%
かれ
5.2%
が
4.2%
がれ
3.1%
カラ
1.0%
こ
0.5%
ひか
0.5%
カ
0.5%
コヤ
0.5%
▼ 他 7 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
か
(逆引き)
夕飯
(
ゆうはん
)
のあとは、お
祖父
(
じい
)
さん、お
祖母
(
ばあ
)
さん、
少年
(
しょうねん
)
の三
人
(
にん
)
が、いろりのはたで
枯
(
か
)
れ
枝
(
えだ
)
や
松葉
(
まつば
)
をたき、
毎晩
(
まいばん
)
のように
楽
(
たの
)
しくお
話
(
はなし
)
をしました。
おかまの唄
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
枯(か)の例文をもっと
(50作品+)
見る
から
(逆引き)
これより他木さらになく、俗に唐松といふもの風にたけをのばさゞるが
稍
(
こずゑ
)
は雪霜にや
枯
(
から
)
されけん、
低
(
ひく
)
き森をなしてこゝかしこにあり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
枯(から)の例文をもっと
(14作品)
見る
かれ
(逆引き)
高い桜の
枯
(
かれ
)
枝を余念なく眺めて居た女は、急に三四郎の方を振り向く。あら
喫驚
(
びつくり
)
した、
苛
(
ひど
)
いわ、といふ顔付であつた。然し答は尋常である。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
枯(かれ)の例文をもっと
(10作品)
見る
▼ すべて表示
が
(逆引き)
纔
(
わづか
)
に六畳と二畳とに過ぎない部屋は三面の鏡、二脚の椅子、芝居の衣裳、
鬘
(
かつら
)
、小道具、
其
(
それ
)
から青
枯
(
が
)
れた
沢山
(
たくさん
)
の
花環
(
はなわ
)
とで
埋
(
うづ
)
まつて居る。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
枯(が)の例文をもっと
(8作品)
見る
がれ
(逆引き)
向島
(
むこうじま
)
のうら
枯
(
がれ
)
さえ見に
行
(
ゆ
)
く人もないのに、秋の末の十二社、それはよし、もの
好
(
ずき
)
として
差措
(
さしお
)
いても、小山にはまだ令室のないこと、並びに今も来る途中
政談十二社
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
枯(がれ)の例文をもっと
(6作品)
見る
カラ
(逆引き)
誉田の日の皇子
大雀
(
オホサヽギ
)
おほさゝぎ、佩かせる太刀。本つるぎ
末
(
スヱ
)
ふゆ。冬木のす
枯
(
カラ
)
が
下樹
(
シタキ
)
の さや/\(応神記)
ほうとする話:祭りの発生 その一
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
枯(カラ)の例文をもっと
(2作品)
見る
こ
(逆引き)
栄
(
えい
)
、
枯
(
こ
)
。——また
盛
(
せい
)
、
衰
(
すい
)
。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
枯(こ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ひか
(逆引き)
それから一年あまりの後、職人を呼んで
家根
(
やね
)
のつくろいをさせると、瓦のあいだから何か堅い物が地に落ちた。よく見ると、それは
曩
(
さき
)
に紛失したかの箆であった。つづいて
枯
(
ひか
)
らびた骨があらわれた。
中国怪奇小説集:13 輟耕録(明)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
枯(ひか)の例文をもっと
(1作品)
見る
カ
(逆引き)
何時
(
イツ
)
も、悲しい時に泣きあげて居た、あの声ではなかつた。「をゝ此身は」と思つた時に、自分の顔に触れた袖は袖ではないものであつた。
枯
(
カ
)
れ原の冬草の、山肌色をした
小
(
チヒサ
)
な翼であつた。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
枯(カ)の例文をもっと
(1作品)
見る
コヤ
(逆引き)
又此塩の盈ち
乾
(
ヒ
)
るがごと、盈ち乾よ。又此石の沈むがごと、沈み
臥
(
コヤ
)
せ。かく咀いて
烟
(
カマド
)
の上に置かしめき。是を以て、其兄八年の間、
干
(
カワ
)
き萎み、病み
枯
(
コヤ
)
しき。
比較神話学
(新字新仮名)
/
高木敏雄
(著)
枯(コヤ)の例文をもっと
(1作品)
見る
枯
常用漢字
中学
部首:⽊
9画
“枯”を含む語句
皺枯
枯草
枯木
枯葉
末枯
枯野
咳枯
枯山
木枯
冬枯
乾枯
枯死
皺枯声
立枯
藪枯
尾羽打枯
末枯野
枯枝
霜枯
枯渇
...
“枯”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
小川未明
幸田露伴
アントン・チェーホフ
夏目漱石
泉鏡花
作者不詳
新渡戸稲造
末吉安持
宮沢賢治