“毎晩”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まいばん95.3%
めあばん1.6%
めいばん1.6%
めえばん1.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こんどは京都きょうと羅生門らしょうもん毎晩まいばんおにが出るといううわさがちました。なんでもとおりかかるものをつかまえてはべるという評判ひょうばんでした。
羅生門 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
とみ 金田のハゲちやん、うなかな、毎晩めあばんムツシユウ・島内ば引張りやあち……。
牛山ホテル(五場) (新字旧仮名) / 岸田国士(著)
本「左様そうですが天道干てんとうぼしという奴ア商いの有無あるなしに拘わらず、毎晩めいばんおんなとけえ出て定店じょうみせのようにしなけりゃアいけやせんから、寒いのを辛抱して出て来たんですが、雪になっちゃア当分喰込みです」
名人長二 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
何も皆遠慮をしているが私が毎晩めえばん/\御寝所ぢけえお庭を歩いているは何の為だ、若殿様が御病気ゆえ大切に思えばこそだ、それに御家来の衆も毎晩めえばんのことだから看病疲れで眠りもすりゃア
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)