“評判”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひょうばん60.7%
ひやうばん27.0%
ひようばん4.5%
へうばん2.2%
センセイション2.2%
ひゃうばん1.1%
うけ1.1%
なだい1.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こんどは京都(きょうと)の羅生門(らしょうもん)に毎晩(まいばん)鬼(おに)が出るといううわさが立(た)ちました。なんでも通(とお)りかかるものをつかまえては食(た)べるという評判(ひょうばん)でした。
羅生門 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
大入(おほいり)だ評判(ひやうばん)だ四版(はん)だ五版(ばん)だ傑作(けつさく)ぢや大作(たいさく)ぢや豊年(ほうねん)ぢや万作(まんさく)ぢやと口上(こうじやう)に咽喉(のど)を枯(か)らし木戸銭(きどせん)を半減(はんまけ)にして見(み)せる縁日(えんにち)の見世物(みせもの)同様(どうやう)
為文学者経 (新字旧仮名) / 内田魯庵、三文字屋金平(著)
景樹(かげき)などが騷(さわ)がれてゐたかげに、評判(ひようばん)にならずにゐた人(ひと)が、まだ/\ありました。その一等(いつとう)目(め)につく人(ひと)は、越中(えつちゆう)富山(とやま)の橘曙覽(たちばなのあけみ)であります。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
おや/\夫(それ)は能(よ)くお入来(いで)だ、さア/\此方(これ)へ、何(ど)うも御近所(ごきんじよ)に居(ゐ)ながら、御無沙汰(ごぶさた)をしました、貴方(あなた)は毎日(まいにち)能(よ)くお稼(かせ)ぎなさるね朝も早く起(おき)て、だから近所でもお評判(へうばん)が宜(よ)うごすよ。
八百屋 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
列席の人々は、結婚が非常な評判(センセイション)を起した丈(だけ)、それ丈、花嫁の顔を、ジロ/\と見ているように、瑠璃子には思われた。
真珠夫人 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
ベンヺ 其(その)カピューレットの例會(れいくわい)に、足下(きみ)の戀(こ)ひ慕(した)ふローザラインが、此(この)ヹローナで評判(ひゃうばん)のあらゆる美人達(びじんたち)と同席(どうせき)するは良(よ)い都合(つがふ)ぢゃ。
学才は有ますし、人物は堅実(たしか)ですし、それに生徒の評判(うけ)は良し、若手の教育者としては得難い人だらうと思ふんです。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
勿論翁丸(おきなまる)のやうな悪戯をして君の勅勘(ちよくかん)を蒙むつた者もあるが、我々は先づ君の御寵愛を忝(かたじけな)ふした方だ。歴史で一番評判(なだい)の愛犬家(いぬずき)は北条高時どのだ子。
犬物語 (新字旧仮名) / 内田魯庵(著)