“同様”のいろいろな読み方と例文
旧字:同樣
読み方割合
どうよう53.3%
どうやう26.7%
おなじ6.7%
おなじよう6.7%
ひとつ6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
若(も)しもあの懐剣(かいけん)が、私(わたくし)の墓(はか)に収(おさ)めてあるものなら、どうぞこちらに取寄(とりよ)せて戴(いただ)きたい。生前(せいぜん)と同様(どうよう)あれを守刀(まもりがたな)に致(いた)し度(と)うございます……。
大入(おほいり)だ評判(ひやうばん)だ四版(はん)だ五版(ばん)だ傑作(けつさく)ぢや大作(たいさく)ぢや豊年(ほうねん)ぢや万作(まんさく)ぢやと口上(こうじやう)に咽喉(のど)を枯(か)らし木戸銭(きどせん)を半減(はんまけ)にして見(み)せる縁日(えんにち)の見世物(みせもの)同様(どうやう)
為文学者経 (新字旧仮名) / 内田魯庵、三文字屋金平(著)
獣を殺しますに、兄弟の、身代りの見境(みさかい)があるかいの。魚(うお)も虫も同様(おなじ)での。親があるやら、一粒種やら、可愛いの、いとしいの、分隔てをめされますかの。
吉原新話 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
同様(おなじよう)に手燭(てしょく)を外に置いて内へ入って蹲踞(しゃが)んでいながら、思わず前の円窓(まるまど)を見て、フト一ヶ月ばかり前に見た怪しき老婆を思出(おもいだ)した、さあ気味が悪くなって堪(たま)らないが
暗夜の白髪 (新字新仮名) / 沼田一雅(著)
この人若いに似合(にあわ)ず沈着(おちつい)た質(たち)ゆえ気を鎮(しず)めて、見詰めおりしが眼元(めもと)口元(くちもと)は勿論(もちろん)、頭の櫛(くし)から衣類までが同様(ひとつ)ゆえ、始めて怪物(かいぶつ)なりと思い、叫喚(あっ)と云って立上(たちあが)る胖響(ものおと)に
枯尾花 (新字新仮名) / 関根黙庵(著)