“同胞”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
はらから30.1%
きょうだい23.3%
きやうだい17.5%
どうほう11.7%
どうぼう4.9%
どうはう3.9%
きようだい2.9%
けうだい1.9%
どうばう1.9%
きやうでえ1.0%
(他:1)0.9%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“同胞”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > プロヴァンス文学100.0%
文学 > 英米文学 > 詩57.1%
文学 > イタリア文学 > 詩35.7%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
「君は同胞はらからを探すことに夢中になっているようだが、たといそれを探し当てても、君はサッパリしないに決っているよ」
三人の双生児 (新字新仮名) / 海野十三(著)
そこでいよいよマハツブの話になるが、昔の昔の大昔、酸漿ほおずきとマハツブとは姉と妹、二人の同胞はらからであったという。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
ひなの節句の日に、今夜、同胞きょうだいが一人ふえるから、蔵座敷に飾ってあるお雛さまをしまえと言いつけられた。
肩つきのほっそりしたこの叔父と、くびの短い母親とが、お庄には同胞きょうだいのようにも思えなかった。
足迹 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
「してみると、米国から幾ら金を貰つて来たつて少しの差支さしつかへもない筈だ、もと/\同胞きやうだいなんだからな。」
「ぢやあ、又あとでゆつくり話さうのう、同胞きやうだい。わしたちは、これから女帝陛下に拝謁のため参内するところぢやから。」
このおそろしい病は世界のいずこの国にも流行してときには一ヵ年に何百万という同胞どうほうを失った国もありました。
ジェンナー伝 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
わが同胞どうほうはだいたいにおいて貧乏びんぼうであるから、富貴ふうき誘惑ゆうわくなるものを知らない。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
同時に、何十万という同胞どうぼうの運命が、眼に見えず、刻々とこの戦場から、子々孫々までの宿命を作られてゆくのであろう。
宮本武蔵:02 地の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
彼等かれらためよろこびます! すすめ! 同胞どうぼう! かみ君等きみらたすけたまわん!
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
ステパンが此時の心持を領解してゐたのは、同じやうに自信のある、名誉心の強い同胞どうはうのワルワラ一人であつた。
基督クリストの信徒は信仰の天に生きたる同胞どうはう萬聖節ばんせいせつが行はるるを見る。
頌歌 (旧字旧仮名) / ポール・クローデル(著)
少しでも勇気をつけてやるこつた。わかるだろう。親同胞きようだいなんて、せいぜいそんなもんさ。
光は影を (新字新仮名) / 岸田国士(著)
信如もこの人の腹より生れて男女なんによ二人の同胞きようだい、一人は如法によほうの変屈ものにて一日部屋の中にまぢまぢと陰気らしきむまれなれど
たけくらべ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
哀れ四十二の前厄まへやくと人々のちに恐ろしがりぬ、母は安兵衛が同胞けうだいなれば此処に引取られて、これも二年ののちはやり風俄かに重く成りてせたれば、のちは安兵衛夫婦を親として
大つごもり (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
己れはどうもお前さんの事が他人のやうに思はれぬはどういふ物であらう、お京さんお前はおととといふを持つた事は無いのかと問はれて、私は一人同胞けうだいなしだから弟にもいもとにも持つた事は一度も無いと云ふ
わかれ道 (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
同胞どうばう鬪諍とうぢょうすで三度みたびおよび、市内しない騷擾さうぜう一方ひとかたならぬによって
彼等かれらためよろこびます! すゝめ! 同胞どうばう! かみ君等きみらたすけたまはん!
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
「さうつちめえばさうだがなよ、そんだつて同胞きやうでえ一噺ひとはなしもねえなんてあと文句もんくはれても、だまつてちやおめえくちけめえな、そんだかららおめえげ耳打みゝうちしてくべとおもつたんだな」
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
しもほうあんすがね、わしは往來いきゝなしでさ、同胞きやうでえだたあおもはねえからつてわしことわつたんでがすから、わしかゝあんだときだつてもしねえんですかんね、お内儀かみさんさうえもなりあんすめえね」
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
リョウノ太キ格子コウシヘダテテ訪ネ来ル手ハ、黄八丈キハチジョウノ着物ニ鹿シボリノ広帯ヲ締メ、オ河童カッパニ三ツノアカキ『リボン』ヲ附ク、今ヨリ約十八年ノ昔ナリ。名乗リ出デヨ吾ガ双生児ノ同胞ハラカラ
三人の双生児 (新字新仮名) / 海野十三(著)