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きやうでえ
さう
云つちめえばさうだがなよ、そんだつて
同胞に
一噺もねえなんて
後で
文句云はれても、
默つてちやおめえ
口が
開けめえな、そんだから
俺らおめえげ
耳打して
置くべと
思つたんだな
「こんで
同胞のえゝ
噺聞くな
惡かねえもんだよ、
有繋自分ばかしよくつて
他の
同胞にや
管あねえつちいものもねえかんな」といつて
庭の
便所へ
立つてそれから
再び
上り
框に
腰を
卸した。
下の
方に
居あんすがね、わしは
往來なしでさ、
同胞だたあ
思はねえからつてわし
斷つたんでがすから、わし
等嚊死んだ
時だつて
來もしねえんですかんね、お
内儀さんさうえ
者あ
有りあんすめえね