“どうぼう”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ドウボウ
語句割合
同朋43.8%
同胞37.5%
堂房6.3%
洞房6.3%
盗棒6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ただ一つの大きなビジテリアンの同朋どうぼうとして、「お早う、」と挨拶あいさつし「おめでとう、」と答えたのです。
ビジテリアン大祭 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
わたくし誠心まごころもっ彼等かれらしゅくします、彼等かれらためよろこびます! すすめ! 同胞どうぼう! かみ君等きみらたすけたまわん!
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
と、あわてて堂房どうぼうの一間へ向って呼びたてた。そして、きょうの軍議によって決定した出陣のことはにわかに取り止めるという旨を、すぐ家中へ沙汰せよといいつけた。
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
和尚は夫人を横抱きにして洞房どうぼうの方へ往こうとした。夫人は抱かれながら両手を和尚の首にからましてあかい唇を見せた。
悪僧 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
「ぬすツと! 貴様はこの間阿母の家に盗棒どうぼうに入つたらう。」
鶴がゐた家 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)