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同胞
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どうぼう
ふりがな文庫
“
同胞
(
どうぼう
)” の例文
勿論、白状はしなかったさ。白状はしなかったに違無いが、自分で、知ってれば謂おうというのが、既に我が
同胞
(
どうぼう
)
の心でない、敵に内通も
同一
(
おんなじ
)
だ。
海城発電
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
私
(
わたくし
)
は
誠心
(
まごころ
)
を
以
(
もっ
)
て
彼等
(
かれら
)
を
祝
(
しゅく
)
します、
彼等
(
かれら
)
の
為
(
ため
)
に
喜
(
よろこ
)
びます!
進
(
すす
)
め!
我
(
わ
)
が
同胞
(
どうぼう
)
!
神
(
かみ
)
は
君等
(
きみら
)
に
助
(
たすけ
)
を
給
(
たま
)
わん!
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
たった半日で、天下の持主は定まったといえる。同時に、何十万という
同胞
(
どうぼう
)
の運命が、眼に見えず、刻々とこの戦場から、子々孫々までの宿命を作られてゆくのであろう。
宮本武蔵:02 地の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「金力や威力で、たよりのない
同胞
(
どうぼう
)
を苦しめる奴らさ」
二百十日
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
白状はしなかつたに
違
(
ちがい
)
ないが、自分で、知つてればいはうといふのが、既に我が
同胞
(
どうぼう
)
の心でない、敵に内通も
同一
(
おんなじ
)
だ。
海城発電
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
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生疵
(
なまきず
)
の絶間もない位、夜はというと座敷を廻り歩いちゃあ、年上の奴に突飛ばされて、仰向けに倒れると見っともないといって
頬板
(
ほっぺた
)
を
打
(
ぶ
)
たれたもんだ、何のためだ、同じ我々
同胞
(
どうぼう
)
の中へ生れて来て
湯島詣
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
同
常用漢字
小2
部首:⼝
6画
胞
常用漢字
中学
部首:⾁
9画
“同胞”で始まる語句
同胞達
同胞教会
同胞相剋