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生疵
ふりがな文庫
“生疵”の読み方と例文
読み方
割合
なまきず
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なまきず
(逆引き)
そのことでは「
蠢
(
うごめ
)
くもの」時分よりもいっそう険悪な
啀
(
いが
)
み合いを、毎晩のように自分は繰返した。彼女の顔にも頭にも
生疵
(
なまきず
)
が絶えなかった。
死児を産む
(新字新仮名)
/
葛西善蔵
(著)
サ、
犠牲
(
いけにえ
)
に捧げます。お打ち遊ばせ、お
抓
(
つめ
)
り遊ばせ、この頃ようようなくなりましたこのお
身体
(
からだ
)
に
生疵
(
なまきず
)
をまたいくらでもお付けなさい。どんなにでもお責めなさいな。
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
不死身で無鉄砲という
危険
(
けんのん
)
な人で、始終喧嘩の
仲人
(
ちゅうにん
)
をしたり、喧嘩をするので
生疵
(
なまきず
)
の絶えない人ですが、親父が死んでから余程我も折れましたが、生れつきの
侠
(
きおい
)
だから
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
生疵(なまきず)の例文をもっと
(9作品)
見る
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
疵
漢検1級
部首:⽧
10画
“生”で始まる語句
生
生命
生憎
生活
生涯
生々
生垣
生物
生温
生死
検索の候補
手疵養生
“生疵”のふりがなが多い著者
ナサニエル・ホーソーン
樋口一葉
葛西善蔵
三遊亭円朝
泉鏡花