海城発電かいじょうはつでん
「自分も実は白状をしやうと思つたです。」 と汚れ垢着きたる制服を絡へる一名の赤十字社の看護員は静に左右を顧みたり。 渠は清国の富豪柳氏の家なる、奥まりたる一室に夥多の人数に取囲まれつつ、椅子に懸りて卓に向へり。 渠を囲みたるは皆軍夫なり。 …
作品に特徴的な語句
些少ちょっと まっとう 道理ぎり おさむ せい しい てあい いい しらべ ものい つんざ ひま かたえ すすん よし ひやや ゆる すき 退しりぞ たった しぼ おれ 同胞どうぼう たたかい いだ 最初はじめて 気勢きおい 些少ちっと こうべ みま 談話ばなし ことば おぼえ 其上それに なな わざ ちがい みち いで しぶり 発見みいだ うえ そう くわ 吩附いいつけ やや 不可いかん 卓子ていぶる 口惜くちおし あい 父親おやじ やっこ むすめ なり いた おぶ てい 差出さしいだ かろ 無聊むりょう 進出すすみいで 猶予ため こまや おのこ うしろ つる ひと せな 清国てきこく 真個しんこ 普通ただ ちょう 支那チャン いささか みん 活返いきけえ 眼配まくばり きび 勿体もってえ 単身みひとつ みまわ むらが つくえ 此方こなた 流丸ながれだま しか ゆか いぶ 柳氏りゅうし せき
題名が同じ作品
海城発電 (新字新仮名)泉鏡花 (著)