トップ
>
猶予
ふりがな文庫
“猶予”のいろいろな読み方と例文
旧字:
猶豫
読み方
割合
ゆうよ
69.1%
ためら
24.1%
ため
4.9%
いうよ
0.6%
ためらい
0.6%
たゆたふ
0.6%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆうよ
(逆引き)
尤も回答留保ったって、先方がいうんじゃあないんで、こっちが胸をさすって、それまで
猶予
(
ゆうよ
)
してやろうという意味あいなんですが。
遺産
(新字新仮名)
/
水上滝太郎
(著)
猶予(ゆうよ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ためら
(逆引き)
早くと思うに、木戸番の男、鼻低う唇厚きが、わが顔を見てニタニタと笑いいたれば、何をか思うと、その心はかり兼ねて
猶予
(
ためら
)
いぬ。
照葉狂言
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
猶予(ためら)の例文をもっと
(39作品)
見る
ため
(逆引き)
と片手に
燐寸
(
マッチ
)
を持ったと思うと、片手が
衝
(
つ
)
と伸びて
猶予
(
ため
)
らわず夫人の膝から、古手紙を、ト引取って
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
猶予(ため)の例文をもっと
(8作品)
見る
▼ すべて表示
いうよ
(逆引き)
上下共
(
じやうげとも
)
何か事がありさうに思つてゐた時、一大事と云つたので、それが門番の耳にも相応に強く響いた。門番は
猶予
(
いうよ
)
なく
潜門
(
くゞりもん
)
をあけて二人の少年を入れた。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
猶予(いうよ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ためらい
(逆引き)
老媼もお通に言出しかねて
一日
(
いちじつ
)
免
(
のが
)
れに
猶予
(
ためらい
)
しが、厳しく乞食僧に催促されて、
謂
(
い
)
わで果つべきことならねば、止むことを得で取次たるなり。
妖僧記
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
猶予(ためらい)の例文をもっと
(1作品)
見る
たゆたふ
(逆引き)
鮏
(
さけ
)
こゝにいたりて
激浪
(
げきらう
)
にのぼりかねて
猶予
(
たゆたふ
)
ゆゑ、
漁師
(
れふし
)
ども
仮
(
かり
)
に
柴橋
(
しばはし
)
を
架
(
かけ
)
わたし、
岸
(
きし
)
にちかき
岩
(
いは
)
の上の雪をほりすてこゝに居てかの
掻網
(
かきあみ
)
をなす。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
猶予(たゆたふ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“猶予”の意味
《名詞》
猶 予 (ユウヨ)
期日を延ばすこと。
物事をぐずぐずと引き延ばしすこと。
「いざよい」の漢字表記(熟字訓)のひとつ。
(出典:Wiktionary)
猶
常用漢字
中学
部首:⽝
12画
予
常用漢字
小3
部首:⼅
4画
熟字訓がある漢字
黄昏
鴨脚
香具師
飛鳥
飛礫
風邪
雪崩
鍛冶
銀杏
酸漿
酢漿草
部屋
足袋
譫言
許嫁
行方
蟷螂
蟋蟀
蜻蛉
蜥蜴
...
“猶予”で始まる語句
猶予時間
検索の候補
御猶予
執行猶予
猶予時間
起訴猶予
執行猶予書
“猶予”のふりがなが多い著者
吉川英治
泉鏡花
牧逸馬
小栗虫太郎
中里介山
林不忘
泉鏡太郎
谷崎潤一郎
倉田百三
吉田甲子太郎